サッカー日本代表が快調だ。その原動力は本田圭祐選手、香川真司選手、岡崎慎司選手、長谷部誠選手、長友佑都選手ら海外組だ。今回の代表25名のうち12名が海外のリーグでプレーしている。過去のW杯代表と比べても海外組の比重が高い。世界と戦うのがミッションである日本代表で日本の外のサッカーや選手や環境を知っている選手が大きなプラスにならないはずはない。 全員が海外へ出る必要もない。キーポジションの選手が海外組であれば、彼らを見て国内組も刺激を受け、化学反応を起こし変わっていく。正確な技術、“オレがオレが”ではない献身的なプレー、高い守備意識等、国内組のいいところと、海外組のいいところ、個で突破する意識、外国人へのコンプレックスのなさ、当たり負けしない心と身体、がうまく融合している気がする。 日本人が国内で結果を残し、海外で必要とされ、国際舞台でもまれて覚醒したら、一気に進化するのではないかと、今回の