ブックマーク / yokichi.com (8)

  • たった1年で5100万の雇用を生み出すアメリカの雇用流動性 – 愛の日記

    最近までシリコンバレーに住んでいたが、去年の今頃のシリコンバレーでのレイオフの勢いは凄かった。友人、近所の人、セミナーで会う人・・・とにかく会う人の多くが求職中で、「最近どうですか?」「いやー、今レイオフされて仕事探してるんですよ」なんて会話が当然のように飛び交っていた。 当時は「世も末だ」と思ったものだが、そんな皆さんの一年後の現状を見てみると、今ではほぼ全員が新しい職場で働いている。こういう状況を見ると、アメリカの雇用の流動性はすごいなあと思う。そんな事を思っているところ、僕が尊敬する数少ない(当に少ない!)経営者の一人であるトム・ピーターズのブログにこの流動性を裏付ける数字が書いてあった。 アメリカの2008年9月から2009年9月の12ヶ月の雇用状況の話だが、この間に、無職の人口が600万人増加した。ここですごいのは、5700万の職が失われ、5100万の新たな雇用が発生した結果が

  • 鬱病による自殺が減りますように。 (長文) – 愛の日記

    永田議員が自殺で亡くなったということで、ご冥福をお祈りいたします。 このニュースにも驚いたけど、それより驚きなのはこのニュースに対する人々のコメント。 「あんなことをしたんだから死んで当然だ」 「人間として弱すぎる、だから挫折を知らない人は困る」 「死んで責任を取ることなんてなかったのに」 「なんで周りの人は止められなかったんだ」 みたいなのばっかり。 僕は医者ではないし、永田議員がなぜ死んだのかは、彼にしかわからない。でも、こういうコメントを見ると、病による自殺に対する多くの人の理解のなさに残念に思う。もう少しだけ彼のことをわかってあげたら、こういう自殺を減らせるかもしれないと思い、長文になるが僕の見解を残しておこうと思う。 「あんなことをしたんだから死んで当然だ」 ちょっと待てと。そもそも、彼のした事は、そこまで批判するに値しない。理由その1。彼がしたことは、「実力以上のことにチャレ

    SuzumiyaRyosuke
    SuzumiyaRyosuke 2011/02/02
    人間として弱すぎるなどという人は、人間の精神が強いという勘違いは捨て、周りの環境に恵まれているだけだと気づいたほうがいい
  • 若い世代はキレるべき – 愛の日記

    雇用規制は、けっこう面倒な問題だと思っています。僕には経済学者のようにちゃんとデータで分析する能力もないので、感覚だけで適当なグラフを書いてみます。きっとすでにえらい人が実際の分析やっていると思いますので価値がないかもしれませんし、実際の線がこんな単純な形なわけもないので正しくも厳密でもない事は前提です。経済理論上正しい事をいう事がこの文章の目的ではありません。 下記は、社会人経験が増えるにしたがって、実力と年収が増えるという当然の感覚を「解雇規制がない状態」と「ある状態」にわけてグラフ化したものです。 まず、At Will Employment (雇用規制がない状態で、双方が即座に契約解除できる) の状態。 景気が普通の時は、実力=平均年収。雇用規制がないというのは、労働市場が公平で流動的であるということです。もちろん、実力さえあれば仕事が守られるということにはならないので、安定はできま

    SuzumiyaRyosuke
    SuzumiyaRyosuke 2010/02/15
    今の日本の希望とは、現状のいいところをちょこちょこ見つけて「日本も捨てたもんじゃない」という生ぬるい話
  • それでも給食を残したらどうなるのか。 – 愛の日記

    昨日の話。 うちに冬のインターンで来ているMIT Sloanの女の子の誕生会がGlobespanのオフィスで行われた。パートナーは来なかったが、バックオフィスの女性を中心に、社員の多くが集まった。 そこで僕は、なんでか覚えていないけど、「日の給」の話をしたわけですよ。ええ。 「僕が小学校の時には、給というものは残してはいけなくて、べ終わらなければずっと教室に残される。だから、どうしてもべられなくて泣いている子もいた。僕も、べたくないものがあったら、無理やり飲み込んだもんさ・・・」 そしたらアメリカ人の皆様の反応は一緒であった。 まず、チョー驚く。 そして、「そんなわけがない、ぜったい嘘だ」と言う。 僕は言う。「嘘じゃねえ。」 そして僕に聞く。「残したらどうなるの?」と。 僕は答える。「残させてもらえない。」 そして僕に聞く。「それでも、残したらどうなるの?」と。 僕は答える。「

    SuzumiyaRyosuke
    SuzumiyaRyosuke 2010/02/15
    学校はルールに従うことを学ぶところです」という答えがベストアンサーというのが面白い。
  • 5段階評価でみる、ウォールストリートの人とシリコンバレーの人 – 愛の日記

    http://yokichi.com/wp-content/uploads/2021/09/Blog-color-3-300x97.png 0 0 yokichi http://yokichi.com/wp-content/uploads/2021/09/Blog-color-3-300x97.png yokichi2010-02-02 23:04:132010-02-02 23:04:135段階評価でみる、ウォールストリートの人とシリコンバレーの人

  • アメリカでの就職の話 (4): ついに家も失った – 愛の日記

    失敗の準備を整える 最初の頃は、さすがの僕も欲が減った。朝起きると、あ~、これ全部夢だったらいいのになぁ、と思ったり。 今まで、経営コンサルタントとして、業務効率化の仕事もしたことがあるが、少なくともHBSを卒業して一瞬で自分が切られる側になるとは想像もしていなかった。レイオフされる痛み、明日行く会社があるということの有難さ、給料が口座に振り込まれるという事の有難さなど、今まで全くわかっていなかった。でも、こういうのって、とっても大事な感覚だと思うし、きっとプラスになる日が来る。 グダグダしていてもしょうがないので、今後のことについて考えた。しばらくしたら、考えれば考えるほど、大した問題ではないように思えてきた。ビザがあるうちに仕事が見つからなかったら僕の力不足なんだから、日に帰ればいいじゃないか。別に今すぐアメリカテクノロジーのベンチャーの仕事が見つからなくても、そのうちどうにでも

    SuzumiyaRyosuke
    SuzumiyaRyosuke 2009/09/10
    完全レイオフになった時に就労ビザを観光ビザに切り替えられるように、全ての書類を整え、サインし、封をし、あとは全部失敗したら書類をポストに投函できるだけにした。ヨーシ、失敗の準備は整った。あとは、失敗し
  • アメリカでの就職の話 (2): 金融危機 – 愛の日記

    3日で就職活動が終了 シリコンバレーに引っ越した3日後に、アーリーステージのモバイルベンチャーから、マーケティングディレクターの内定をもらった。 引っ越した直後に、マーケティング副社長のChrisから「今何してんの~」とメールがきた。この会社はHBSの先輩経由で紹介された会社で、TrinityやTrueなどのトップベンチャーキャピタルやAdobe等に出資を受けていた。僕は「モバイル・マーケティング・日」という、強みを活かした仕事をしようと思っていたので、年初から日展開の相談に乗っていたのだが、それが功を奏した。条件面も悪くなかったし、マネジメントチームも経験豊富だし、Chrisも信頼できるし、すぐに永住権を申請してくれるという事だったので、そこに決めた。その2週間後には他にもVP Business Developmentで別の会社から内定をもらったが、そちらは辞退した。そもそも一ヶ月で

    SuzumiyaRyosuke
    SuzumiyaRyosuke 2009/09/10
    引っ越した直後に、マーケティング副社長のChrisから「今何してんの~」とメールがきた。scanRはHBSの先輩経由で紹介された会社で
  • アメリカでの就職の話 (1): 内定辞退 – 愛の日記

    長い前置き ばたばたしていて更新が遅れてすみません。。。 今日はアメリカの就職活動の経緯について書いてみたいと思う。Chikaさんに「大変だった模様」と書いて頂いていたように、普通の人に比べたら苦労したような気もするが、のど元を過ぎると苦労など全部忘れてしまうタチなのであまり大変さが伝わらないかもしれない・・・。 長いので、数回に分けます。ご興味のある方だけ読んでいただければ。 えーと。実はそもそも、しょせん就職とか転職とかは仕事の話なので、人生のいろいろな苦労の中では別に大した苦労だとは思っていない。日々の事が普通にできない金欠状態に陥るまでは、仕事における苦労など大したことはないと思う。もちろん、やりたい仕事が実現できるに越したことはないが、僕は家族が幸せで天気がよければ仕事がどういう状態でもけっこう幸せなのだ。「背水の陣」とか、「覚悟」とか、そういうなんだか怖い単語でディスカッショ

    SuzumiyaRyosuke
    SuzumiyaRyosuke 2009/09/10
    前代未聞の、HBSを無職で卒業ということで、周りの日本人は呆れていた。というわけで、学生時代の就職活動も失敗。
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