プログラマーって本当に労働者なのか? と、弾さんのエントリに尻馬して、本日は、労働と原価管理のお話。 他に書いていることもあるんだけど、ちょっと気になったので、弾さんのお話に便乗して、労働と原価管理のお話をば。 実際には、会計の歴史的なお話になるので、磯崎さんあたりにお話伺ってみるのがいいのかもしれないけど、知っている限りでお話。 んで、なんだけど、 確かに、労働者を「労働に対して対価を受け取る人」と定義するなら、アスリートもプログラマーも立派な労働者なのだけど、「その労力に比例して対価を支払う」という狭義の労働者モデルをあてはめるには、労力と生産の関係があまりに非線形なのだ。 どう非線形かは、上掲の「人月の神話」を読んでもらうとして、賃金が安いか高いかを査定するためには、相場が必要。「これだけの能力を持ったプログラマーがこれだけ稼働するとこれだけのプログラムが出来上がる」という。ところが