■第153回■ ギリシャの次にはハンガリーで、旧政権がごまかしを行っていたと新政権が暴露して、世界中の株式市場に恐怖がよみがえってしまいました。 私は、株式投資というのは水泳でいえば、遠泳に似ていると考えています。嵐が来たら泳ぐのを中断しないと命の危険が伴います。また有料メルマガ「生涯パートナー銘柄の研究」の初期には、株式投資をドライブに例えて、『株式投資は、舗装されていない山道のような悪路を車で走って宝の山に向かうのに似ている』とも書きました。 リーマンショックや、今回のギリシャ発ユーロ崩壊危機などで、株式市場が大きく下落したときには、「休むも相場」ということの根拠として、遠泳のことを思います。 長年にわたり株式投資をしていると、今回程度のことには時々めぐり合います。私は株式投資を始めて2〜3年目にブラックマンデーに遭遇しました。ちょっと株式投資に自信が出始めたときに起こったのが9.11