週刊ダイヤモンド編集部 【第162回】 2008年07月10日 OTC医薬品に復活の兆し 新たなカンフル剤は「西洋ハーブ医薬品」 健康食品やサプリメントなどの伸長で売り上げが減る一方だった、処方箋なしで買えるクスリ、OTC医薬品。だが、約7000億円前後と見られている市場規模は昨年、前年実績を2.3%上回り、久びさに成長に転じた。 その牽引車となったのが、しみの一種である肝斑(かんぱん)を改善する「トランシーノ」(第一三共ヘルスケア)などの新製品だ。新製品は周辺市場も刺激する。トランシーノのケースでは、しみ関連製品が再点火。100億円程度まで減っていたその市場規模は、170億円程度まで盛り返した。 OTC市場拡大に弾みをつけたい業界各社だが、そのためには継続的な新製品の投入が必須である。現在、効きが鋭い医療用医薬品をOTCとして発売する「スイッチOTC」に業界を挙げて取り組んでいる。
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