天然ゴム・砂糖など1次産品、価格低迷 過剰生産・通貨安 :日本経済新聞 こんな記事がありました。コモディティ価格の下落が新興国のダメージになっているというもの。 確かに新興国は、工業製品の貿易だけだと大幅赤字で、一次産品の輸出で何とか貿易収支を保っている国が多い(それでもあんまりバランスできてないのが問題なのですが)ので、コモディティ価格の下落は痛いのでしょうね。 ただ、損をする人がいれば得をする人もいるわけで、天然ゴムの特に重要な消費者であるタイヤメーカーなんかは、収益性改善が期待されています。 タイヤメーカーにとって天然ゴムは最も重要な原材料なのですが、そもそも天然ゴムってどんなものかよく知らなかったので調べてみました。 ゴムには2種類ある ゴムは科学的に合成した「合成ゴム」と、植物(ゴムの木)の樹液から作った「天然ゴム」の2種類があります。 合成ゴム:石油(ナフサ)から作られる。