住宅大手の大和ハウス工業(社員約14000人)が今年4月から「生涯現役」の人事制度を始めた。 65歳超でも現役並みの年収も 65歳を超えても現役並みの年収が得られるように配慮した制度で、同社が調べた限り、同業他社やそれ以外でも参考になる同様の制度はなく、産業界でも珍しい取り組みだという。少子高齢化の加速に伴い、将来日本は労働力不足が深刻になることが予想されおり、有能でやる気のある人材をうまく囲い込んで活用していく狙いもある。 新制度の名称は「アクティブ・エイジング制度」。生活の質を落とさず、社会との関わりを持ちながら年齢を重ねるという意味合いがある。 65歳を超えた社員で、人事考課の成績が平均以上で会社がその能力と実績を認め、本人も勤務を希望する場合、新制度の対象となる。嘱託雇用契約で1年ごとの更新となり、週4日勤務で待遇は月給20万円と賞与を合わせて年間に約400万円支払う。これに加えて
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