日銀は設備人材ETFを年間3,000億円買い入れています。 設備人材ETFは、設備投資や人材投資に積極的な企業で構成されるETFです。 運用資産が数百億円超の銘柄もありますが、現時点では市場ではあまり売買されていません。 「設備投資および人材投資に積極的に取り組んでいる企業を支援するためのETF」ですが、媒体によって「設備投資・人材投資ETF」、「賃上げETF」など様々な呼ばれ方をしています。 本稿では設備人材ETFとします。 設備人材ETFは、その名のとおり、設備投資や人材投資に積極的に取り組んでいる企業で構成されるETFです。 日銀がETFを買い入れるにあたって、TOPIXや日経平均のような市場全体を買うのではなく、設備投資や人材投資に積極的に取り組む企業を買うということで、企業にメッセージを与えようとしたものと考えられます。 設備人材ETFが上場すれば、日銀が買い入れ対象とするという