リチウムイオン、キャパシタ(蓄電器)関連銘柄が注目を集めている。人気先行でいつ急落するかと思いきや意外と長続きしており、5月30日終値から6月20日までにFDKが62%上昇、ジーエス・ユアサコーポレーション(以下GSユアサ)が40%上昇、田中化学研究所は35%、NEC トーキンも18%と軒並みかなりの上げ幅を記録している。 さて、この人気のリチウムイオン電池銘柄だが、気になるのは今後の業績だ。電気自動車の普及が業績に与えるインパクトはどの程度だろうか。株価の値上がり率が高いFDKとGSユアサの2社を取り上げてみたい。 ■FDK:主力部門の業績にやや不安定感 まずFDKだが、主力の使い捨てアルカリ・リチウム電池事業が約65%、液晶バックライト関連の電子事業が約35%の利益構成だ。世界シェア6%前後の同社の使い捨て電池事業は好調だが、値下げ圧力が厳しい液晶向け部品が業績の足を引っ張っている
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