西友はウォルマート化で復活できるか? 改革進まずさらなるリストラも《特集・流通大乱》(1) - 09/01/28 | 17:30 「KY(カカクヤスク)でいこう!」。昨年、世界最大の小売会社ウォルマートの100%子会社になった西友。その西友が昨年11月から全394店で始めた新しい低価格政策だ。 このKY作戦で、同社は1700品目に及ぶ値下げを実施。他社チラシでより安い商品があれば、PBなど一部商品を除いて値引きするという「他社チラシ価格照合制度」まで繰り出し安さをアピール。流行語にもなった「KY(空気読めない)」に引っ掛けたこともあり、マスコミも消費者も直ちに反応した。 「最近、西友さんは元気がいい」と大手総合スーパー役員。この販促で西友の来店客数は前年比3%ほど伸びた。同社調査によると、西友の価格に「非常に満足」と答えた人は12月には25・8%にのぼり、前年同月比で9・5ポイント上昇