米NVIDIA Corp.は,物理現象のリアルタイム・シミュレーションに向けた演算処理技術「PhysX」を利用する開発ツールとミドルウエアを,ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のゲーム機「PLAYSTATION 3(PS3)」に向けてライセンスする契約を締結した(発表資料,日本語資料)。 登録済みのPS3向けソフトウエア開発者は,PhysXを利用するソフトウエア開発キット(SDK)のバイナリ・コード版を,SCEの開発者向けサイト「Sony Computer Entertainment Developer Network」から無償でダウンロードして利用できるという。PS3用のPhysX SDKは,フル機能のAPIを含むとする。またPS3用のPhysX SDKのソース・コードは,NVIDIAから入手できるという。 PhysXは各種の物理現象を計算する技術。ゲーム内のキャラクターや
PC Watchの記事によれば、NVIDIAのQuadro FX 3800/4800/5800は仮想化環境で「SLI Multi-OS」というデュアルGPU構成をとることができ、2枚のビデオカードをそれぞれホストOS/ゲストOSに割り当てることが可能という。 IOV対応ビデオカードが発売されていない現状では、PCIデバイスをゲストOSに直接割り当てできるVT-dを使用する場合でも、各OS毎にデバイスを用意する必要がある。XenのMLでもNVIDIAのGeForce2 MX200と9500GTを使った成功例が報告されているが、ベンダーが正式に対応を表明した製品はたぶん初めてではないかと思われる。 この時期にこのような製品が登場したということは、IOV対応はさらに先とも考えられ、少し(かなり)残念ではあるが、今後もNVIDIAがSLI Multi-OSに力を入れていくつもりならば、mGPU+単
3月25日(現地時間)発表 米NVIDIAは25日、ワークステーション向けミドルレンジGPU「Quadro FX 3800」など4モデルと、2D向けの「Quadro NVS 295」を発表した。 価格は、Quadro FX 3800が899ドル、同1800が599ドル、同580が149ドル、同380が99ドル、Quadro NVS 295が100ドル。 コアアーキテクチャはFX 3800がGT200で、192SP、256bit接続のビデオメモリを1GB搭載。FX 1800/580/380はG92ベースで、それぞれ64SP/192bit 768MB、32SP/128bit 512MB、16SP/128bit 256MBを搭載する。 今回、Quadro FX 3800および既存の同4800/5800において、同社が「SLI Multi-OS」と呼ぶ、仮想化環境でのデュアルビデオカード構成が可能
CPUとGPUの差がわかるデモ:2100本のペイントガン実験(動画) 2008年9月 1日 IT コメント: トラックバック (0) Charlie Sorrel 検証テレビ番組『MythBusters』(邦題『怪しい伝説』)に登場するAdam Savage氏とJamie Hyneman氏による「伝説バスターズ」は、売り込みだってかっこよくやってのける。 米NVIDIA社が、上記の2人を雇い、CPUとGPU(グラフィックチップ)の処理スピードの違いを実演してみせたのだ[8月25日から27日にサンノゼで開催されたNVISION 08でのイベント]。 まずは、ありふれた「CPU」として、1ピクセルずつ発射するペイントガンが登場する。もどかしいほどゆっくりと、スマイルマークが点でキャンバスに描かれていく。 続いて登場する「GPU」は、心底圧倒される「2100もの銃身による並列処理」として体現され
NVIDIAは2009 International CESの期間中に、報道関係者を集め説明会を行ない、同社が「CUDA Video Encoder Library」と呼ぶSDK(Software Developer Kit)の導入をサードパーティーが開始したことを明らかにした。CUDA Video Encoder Libraryは、ISV(独立系ソフトウェアベンダ)がCUDA対応エンコーダエンジンの実装を助けるSDKで、従来であれば数年の単位でかかっていた開発を、数カ月のレベルまで短縮することが可能になるという。 ●CUDA対応エンコードソフト開発の壁となっていたエンコーダエンジンへの実装 NVIDIA PureVideoマーケティング担当のPatrick Beaulieu氏は、「CUDAに限らず、エンコーダエンジンをゼロから開発するとなるととても時間がかかり、そのことがCUDA対応への壁
5月21日(現地時間) 発表 米AMDは21日(現地時間)、近日発表予定の次世代ビデオカード「Radeon」のビデオメモリに、GDDR5(Graphics Double Data Rate Version5)」を採用すると発表した。 市販ビデオカード製品としては初めてGDDR5を採用。GDDR5はGDDR3の最大5倍、GDDR4と比べ4倍の高速データ転送速度(最大12.8GB/sec)に対応するため、メモリインターフェイスを狭めても高帯域幅を実現できるという。 GDDR5の採用により、低コストのGPUで高性能を実現できるほか、消費電力を抑えつつ高性能化が可能としている。また、GDDR5の新しいエラー検出メカニズムも演算精度の向上に貢献し、HPC(High Performance Computing)や金融、学問などの分野でも高レベルの信頼性を実現できるという。 GDDR5は、AMDのエンジ
4月15日 開催 NVIDIAは15日、報道向け説明会を開催し、この中でGPUによる動画のエンコード支援機能をデモした。 用意された機材は、Core 2 Extreme QX6700とGeForce 8800 GTを搭載したPC。まず、XilisoftのiPod用動画変換ソフトで、1,280×720ドットのMPEG-2動画を320×240ドットのMPEG-4に変換。このソフトはCPUのみで変換処理を行ない、作業には約42秒を要した。 続いて、Elemental Technologiesが開発中の「RapiHD」というソフトでほぼ同じ作業を実行。このソフトはエンコード処理にGPUのシェーダを利用でき、CPUのみの場合の約1/3の時間の15秒程度で作業を完了した。なお、NVIDIAが示した資料によれば、2時間分の動画を同様に変換した場合、CPUのみでは5~7時間程度かかるが、64SPのGeFo
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