[台北 22日 ロイター] 半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)2330.TWTSM.Nが22日発表した第4・四半期(10─12月期)利益は前年比64%減少し、ほぼ6年ぶりの低水準となった。 世界的な景気減速でハイテク製品への需要が冷え込んだことが響いた。 純利益は124億5000万台湾ドル(3億7100万米ドル)。 ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想の113億6000万台湾ドルは上回った。 前年同期は345億台湾ドルだった。 アナリストは、パソコン、携帯電話、テレビなどの売り上げが伸び悩むなか、半導体の新規受注が減少しているため、TSMC、同業の台湾の聯華電子(UMC)2303.TWやシンガポールのチャータード・セミコンダクター・マニュファクチャリングCSMF.SIの事業環境は厳しいとみている。 同社のRick Tsai最高経営責任者(CEO)は、20