8月17日、海外のエンジニア向けメディアInfoQが「es-toolkit, a Modern Lodash Alternative」と題した記事を公開した。 この記事では、JavaScriptのモダンなユーティリティライブラリであるes-toolkitについて詳しく紹介されている。es-toolkitは、Lodashに代わるライブラリとして注目されている。 es-toolkitの特徴 es-toolkitは新たに登場したJavaScriptライブラリであり、LodashやUnderscore.jsの直接的な競合であり、以下のような特徴を持つ。 es-toolkitは、 debounce、delay、chunk、sum、pickなど、日常的に使用するユーティリティ関数を提供する es-toolkitは、最新の JavaScript 環境で2~3倍のパフォーマンスを実現する es-toolk
CSSのclass名やJavaScriptの関数名を付けるときに悩んだり、ネタ切れになったことはありませんか? BEM, OOCSS, SMACSSで命名する場合はそれを使用すればよいのですが、特定のテーマ別にグループ化された単語のリストが必要になるときもあります。そんなときに役立つ単語リストをまとめたClassnamesを紹介します。 Classnames Classnamesは、CSSのclass名やJavaScriptの関数名を付けるときに便利な単語をリスト化したものです。MITライセンスで、商用プロジェクトでも無料で利用できます。
6月23日、海外のエンジニア向けメディア「The New Stack」に「Introduction to Gleam, a New Functional Programming Language」と題した記事が公開された。この記事では、新しい関数型プログラミング言語であるGleamについて詳しく紹介されている。 以下に、その内容を簡潔にまとめて紹介する。 Gleamはスケーラブルな並行システムを構築するための型安全な関数型プログラミング言語である。ErlangとJavaScriptにコンパイルされるため、ErlangやElixirなどの他の「BEAM」言語との相互運用性がある。Erlangは初期の通信業界で使用された言語であり、その並行性とフォールトトレランスの特性が今でも尊重されている。 以下にGleamの特徴をまとめる。 シンプルな構文 Gleamの構文は非常にシンプルであり、初心者で
4月23日、Angularチームが「Event Dispatch in Angular」と題した記事を公開した。この記事では、Angularの新しいイベントディスパッチシステムの裏側の詳細について詳しく紹介されている。 4月23日、Angularチームが「Event Dispatch in Angular」と題した記事を公開した。この記事では、Angularの新しいイベントディスパッチシステムの裏側の詳細について詳しく紹介されている。 イベントディスパッチの導入 Angularは、 JSAction というライブラリを使用して、 発生したイベントをアプリケーションのルートで捕捉し、完全なハイドレーションが完了したあとに再生する 機能を導入した。この機能により、ページがインタラクティブに見えるが反応しないという問題を解決している。 例えば、クリック時に onSave() を呼び出す、以下のよ
4月11日、AppleはSafari Technology Preview Release 192を発表した。このリリースは、認証、CSS、編集、JavaScript、メディア、レンダリング、Web API、Web Extensions、およびWeb Inspectorに関連する多数の改善と新機能が導入されている。 4月11日、AppleはSafari Technology Preview Release 192を発表した。このリリースは、認証、CSS、編集、JavaScript、メディア、レンダリング、Web API、Web Extensions、およびWeb Inspectorに関連する多数の改善と新機能が導入されている。 特に注目すべき新機能には、View Transitions APIのサポート、メディアソース拡張(MSE)のワーカーでのサポート、JavaScriptのObject
4月5日、Bun開発チームはJavaScriptランタイムの新バージョン、Bun v1.1.1をリリースした。このアップデートでは、合計20件のバグが修正され、これらには60の👍リアクションが寄せられていた。 4月5日、Bun開発チームはJavaScriptランタイムの新バージョン、Bun v1.1.1をリリースした。このアップデートでは、合計20件のバグが修正され、これらには60の👍リアクションが寄せられていた。 Bun v1.1.1の主な修正点: Windowsサポートの改善: Windows上でbun installがsharpを正しくインストールできない問題が修正された。これはBun Shellの未実装機能に起因するもので、現在はサブシェルがサポートされている。 JavaScriptCoreのアップグレード: RegExp、型付き配列、StringのindexOfとreplac
4月6日、CloudflareはCloudflare WorkersにJavaScriptネイティブのRPC(Remote Procedure Call)システムを追加した。 4月6日、CloudflareはCloudflare WorkersにJavaScriptネイティブのRPC(Remote Procedure Call)システムを追加した。 この新機能により、クライアント・サーバー間はもちろん、Worker間の通信も、ほぼボイラープレートなしでシームレスに行えるようになる。 ※RPC(Remote Procedure Call)とは、異なるコンピュータシステム間、または同一システム内の異なるプロセス間で、あたかもローカルのプロシージャ(関数やメソッド)呼び出しのように通信を行う手法。この手法を用いることで、開発者はネットワークの詳細を意識することなく、簡単にシステム間でデータを交換
4月6日、JavaScriptのコード品質管理ツールであるESLintは、その最新版バージョン9.0.0をリリースした。このアップデートでは、新機能の導入、バグ修正、そしていくつかの重大な変更が行われた。 4月6日、JavaScriptのコード品質管理ツールであるESLintは、その最新版バージョン9.0.0をリリースした。このアップデートでは、新機能の導入、バグ修正、そしていくつかの重大な変更が行われた。 新しいバージョンをインストールするには、以下のコマンドを実行するだけでよい。 npm i eslint@9.0.0 --save-dev 主な変更点を以下に挙げる。 Node.jsサポートの更新 主要な変更点の一つとして、Node.jsのサポートが更新された。これにより、Node.js v18.18.0未満およびv19のサポートが終了し、Node.js v20.xが現在のLTSリリース
4月4日、Deno Deployが新しいプロジェクト作成フローを発表した。 Deno Deployは、ウェブ上でJavaScript / TypeScriptを簡単かつ高速にデプロイして実行するためのプラットフォーム。 このクラウドベースのサービスは、V8アイソレートクラウドを利用しており、npmをネイティブでサポートしているほか、グローバルに分散されたキーバリューストア、キュー、cronなどの組み込みのクラウドプリミティブを提供している。 新しいプロジェクト作成フローでは、GitHubリポジトリからのプロジェクト作成がより簡単になった。自動的なフレームワーク検出により、GitHubリポジトリとの接続時にフレームワークが自動的に検出され、それに応じて適切な設定が行われる。 また、ビルドステップのオプションが追加され、プロジェクトに応じてビルドが必要な場合は、GitHub Actionsを使
3月26日、Astroチームが「MochaからNode.jsへの500以上のテストの移行」と題した記事を公開した。この記事では、AstroのテストランナーをNode.jsに移行する過程での詳細な経験が紹介されている。 3月26日、Astroチームが「MochaからNode.jsへの500以上のテストの移行」と題した記事を公開した。この記事では、AstroのテストランナーをNode.jsに移行する過程での詳細な経験が紹介されている。 Astroチームは、開発環境の最適化を図るため、MochaからNode.jsへのテストランナーの移行を検討していた。その理由の一つとして、CIのジョブの高速化を挙げており、Mochaには十分な満足感があったものの、常に改善を模索していた。 具体的な利点として、AstroのメインモノレポであるAstro monorepoにおいて、MochaとChaiの2つの依存関
2024/03/26、VercelがNode.js v20 LTSを利用可能になったと発表した。 Node.js 20は、BuildsとVercel Functionsで完全にサポートされる。 Builds は、Vercelでのデプロイメントプロセスを管理し、アプリケーションのビルド、バンドル、最適化を行う機能である。Vercel Functions は、サーバーレス関数をホストするための機能であり、バックエンドのロジックを処理するために使用される。 Node.js 20をVercelで利用するのは簡単だ。プロジェクトの設定ページで、「一般」セクションにある「Node.jsバージョン」にて 20.xを選択できる。また、Vercelでの新規プロジェクトのデフォルトバージョンはNode.js 20となる。 Node.js 20は、パフォーマンスの向上やプロジェクト内のサードパーティライブラリへ
先日リリースされた「[Tempo](https://tempo.formkit.com/)」が、全く新しいJavaScriptの日付/時刻ライブラリとして非常に注目を集めている。 先日リリースされた「Tempo」が、全く新しいJavaScriptの日付/時刻ライブラリとして非常に注目を集めている。 JavaScriptの日付ライブラリにはmoment.js、day.js、date-fnsなどがあるが、これらと異なるのは、ネイティブのDateオブジェクトを直接対象としていることである。 従来の日付ライブラリは、独自の日付プリミティブを提供することが一般的であったが、TempoではネイティブのJavaScript Dateオブジェクトと直接連携し、Intl.DateTimeFormatを活用することで、タイムゾーンやロケールのファーストクラスサポートを提供するだけでなく、ライブラリのサイズ削減
2月16日、Angularが新バージョンv17.2をリリースした。今回のアップデートは、マイナーバージョンアップではあるが、新しい機能や大きめの改善が加えられている。 2月16日、Angularが新バージョンv17.2をリリースした。今回のアップデートは、マイナーバージョンアップではあるが、新しい機能や大きめの改善が加えられている。 Material 3の実験的なサポート Angular v17.2では、マテリアルデザイン3への実験的なサポートが追加された。詳細はMiles Malerbaのブログ投稿を参照のこと。 シグナルクエリとモデルインプット Angularは開発者エクスペリエンスの向上に焦点を当て、新しいリアクティビティモデルを導入した。今回のアップデートでは、シグナルベースのクエリとモデルインプットが追加され、開発者はこれを利用してより効率的なコードを記述できるようになる。 シグ
2月8日、jQueryチームは、新バージョンである「jQuery 4.0.0 ベータ版」をリリースした。これには多くの修正やパフォーマンス向上、一部の破壊的な変更が含まれている。 2月8日、jQueryチームは、新バージョンである「jQuery 4.0.0 ベータ版」をリリースした。これには多くの修正やパフォーマンス向上、一部の破壊的な変更が含まれている。特筆すべきは、IE 10 やそれより古いバージョンへのサポートが終了し、Legacy Edge やiOS <11、Firefox <65、Android Browserなどの古いブラウザへの対応も削除されたことだ。 主な変更点 1. Goodbye IE<11 IE 10 やそれより古いバージョンへのサポート終了により、サイズが 867 gzipped バイト減少した。これは、今後の段階的なサポート終了の一環であり、jQuery 5.0
2月3日、Denoは「Deno in 2023」と題した記事を公開した。昨年(2023年)一年間においてDenoがどのような進化を遂げたかを解説している。 2月3日、Denoは「Deno in 2023」と題した記事を公開した。昨年(2023年)一年間においてDenoがどのような進化を遂げたかを解説している。以下に内容を抜粋して紹介する。詳細は元記事を参照していただきたい。 Nodeとnpmとの互換性強化 Denoは2023年の改善を経て、Nodeの組み込みAPIをサポートし、npmモジュールの読み込みに対応した。これによりNodeとの互換性が向上し、既存のNodeプロジェクトをスムーズにDenoに移行できるようになった。 シンプルで高速なWebサーバー Deno.serve() Denoが導入したDeno.serve()関数により、Webサーバーの作成が大幅に簡略化された。イベントループ
Microsoftは、2024年1月30日にTypeScript 5.4 Betaの提供を発表した。この新リリースでは、変数の型推論が向上し、他にもさまざまな新機能が追加されている。 Microsoftは、2024年1月30日にTypeScript 5.4 Betaの提供を発表した。この新リリースでは、変数の型推論が向上し、他にもさまざまな新機能が追加されている。 TypeScript 5.4では、関数クロージャ内での変数の狭小化が進化し、JavaScriptコードの表現がより容易になった。これにより、開発者はよりスマートで効果的なコードを書くことができるようになる。 また、新しいユーティリティ型であるNoInferが導入され、ジェネリック関数の型引数推論をより細かく制御できるようになった。これにより、型の推論がより柔軟になり、開発プロセスがよりスムーズに進むだろう。 JavaScript
8月10日、TypeScriptは5.2のリリース候補版を発表しました。 このバージョンでは、新機能や変更点がいくつか追加されており、TypeScriptユーザーにとって注目すべき内容となっています。 詳細は以下の通りです。 TypeScript 5.2 リリース候補の発表 8月10日、TypeScriptチームはTypeScript 5.2のリリース候補(RC)を発表した。 TypeScript 5.2の新機能の一覧は以下の通り。 using宣言と明示的リソース管理の使用 デコレータメタデータ 名前付きと匿名のタプル要素 ユニオン配列のより簡単なメソッド使用 TypeScript実装ファイル拡張子を使用した型のみのインポートパス オブジェクトメンバーのコンマ補完 インライン変数のリファクタリング 継続的な型互換性の最適化チェック 互換性のない変更と正確性の修正 using宣言と明示的リソ
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