米SanDiskは6月16日(現地時間)、SSDメーカーの米Fusion-ioを買収することで合意に達したと発表した。買収は現金で行われ、買収総額は約11億ドル。取引は第3四半期(7~9月)に完了の見込みだ。SanDiskはこの買収により、企業のデータセンター向けSSD部門を強化する狙い。 Fusion-ioは2006年創業のユタ州ソルトレイクシティに拠点を置く株式公開企業。80カ国以上の7000以上の企業にSSDを提供しているとしている。Appleの共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏が取締役を務めており、ウォズニアック氏は2009年に同社の“チーフサイエンティスト”に就任している。2011年の米ニューヨーク証券取引所での株式公開の写真では、ウォズニアック氏が中央に立っている。 関連記事 SanDisk、各種セキュリティを備えた企業向けSSD「X300s」 米SanDiskは、同社初