日本HP、PCレスでネットにつながるA4複合機3モデル――厚さ102ミリの「HP ENVY100」投入:メール送信/独自アプリから印刷可能 HPが“ネットプリンタ”のラインアップを拡充 日本ヒューレット・パッカードは9月27日、PCレスでインターネットに接続してメール送信や独自アプリによる印刷が行える個人向けA4インクジェット複合機3モデルを発表した。 スタンダードモデルの「HP Photosmart Plus B210a」を9月30日、ハイスペックモデルの「HP Photosmart Premium C310c」を10月下旬、スリムモデルの「HP ENVY100」を11月中旬に発売する予定だ。同社直販「HP Directplus」での販売価格は、B210aが1万9950円、C310cが2万7930円、ENVY100が2万9820円。 これら3モデルは同社が2010年8月に発売したA4イン
エプソンは9月2日、インクジェットプリンタ「カラリオ」シリーズ2010年秋冬モデルの新製品発表会を都内にて開催した。既報の通り、「マルチフォトカラリオ」シリーズのA4複合機5モデル、「カラリオプリンタ」シリーズのA4単機能機1モデル、「カラリオミー」シリーズの小型はがき/フォト機2モデルを9月15日より順次発売する。 →主力機は“白”も用意:エプソン、“カンタンLEDナビ”を備えた「カラリオ」プリンタ10年秋冬モデル 冒頭のあいさつではセイコーエプソン取締役 情報機器事業セグメント担当の羽片忠明氏が登壇。同氏は2009年の発表会に引き続き、「暮らしの中で、無くてはならない存在へ」というメッセージを強調し、「今後もプリンタが抱える使い勝手に関する課題を徹底的に解決し、生活密着度を高め、より気軽に使える存在になれるよう取り組んでいく」と述べた。 今回の新製品は「もっと簡単な操作にしてほしい」「
ブランド誕生10年目のフルモデルチェンジでシェア1位を目指す キヤノンは8月30日、インクジェットプリンタ「PIXUS」シリーズのA4複合機5モデル、A4単機能機1モデルを発表した。9月9日より順次発売する。製品概要は既報の通りだ。ここでは同日都内にて開催された製品発表会の模様をお届けする。 →売れ筋モデルを大幅強化:キヤノン、黒鏡面ボディに静電センサーの操作パネルを搭載した「PIXUS」プリンタ10年秋冬モデル 発表会の登壇者。左から、キヤノンマーケティングジャパン 常務取締役 コンスーマイメージングカンパニープレジデントの佐々木統氏、キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎正己氏、キヤノン 常務取締役 インクジェット事業本部長の清水勝一氏 最初に登壇したキヤノンマーケティングジャパン代表取締役社長の川崎正己氏は、国内インクジェットプリンタ市場の動向について「2005年以降は
キヤノンは8月30日、インクジェットプリンタ「PIXUS」シリーズの個人向けA4複合機5モデル、A4単機能プリンタ1モデルを発表した。9月9日より順次発売する予定だ。ドライバの対応OSはWindows XP(SP2以降)/Vista(SP1以降)/7、Mac OS X 10.4.11以降となっている。 複合機の新モデルはボックス型デザインを継承しつつ、ボディカラーを2009年秋冬モデルのシルバーから鏡面仕上げのブラックに変更。上位2モデルの「MG8130」と「MG6130」は、操作パネルをホイール型ユーザーインタフェース「Easy-Scroll Wheel」から新設計の静電センサー式ユーザーインタフェース「Intelligent Touch System(インテリジェントタッチシステム)」に切り替えた。静電センサーの各ボタンは天面でブラックアウトしていて未使用時には見えず、メニュー操作に応
2009年末の個人向けプリンタ市場において、日本ヒューレッド・パッカード(HP)は“タッチ&ワイヤレス”という非常に分かりやすいキーワードを掲げている。タッチとはタッチパネル付き液晶モニタおよびタッチフレーム、ワイヤレスとは無線LAN機能を指す。ちなみにタッチフレームとは、液晶モニタのフレーム部分にタッチセンサー式の光るボタンを配置したものだ。 実際、HPは個人向けインクジェット複合機「HP Photosmart」シリーズのハイエンドからエントリーに至る新モデルの大半に、タッチパネル付き液晶モニタとタッチフレーム(下位モデルはタッチフレームのみ)、無線LAN機能を搭載してきた。また、トレンドになりつつあるWebプリント機能についても、他社に先行してレイアウト印刷ソフト「HP Smart Web Printing」を提供し続けている。 さて今回のレビューでは、最上位モデル「HP Photos
本特集では、キヤノン、エプソン、日本ヒューレット・パッカード(HP)が発売した個人向けインクジェット複合機の2009年末モデルから注目の7台を集め、メーカーごとに性能、機能、使い勝手を調べてきた。取り上げた7台とは、キヤノンの「PIXUS MP990」「PIXUS MP640」「PIXUS MP560」、エプソンの「EP-902A」「EP-802A」「EP-702A」、日本HPの「HP Photosmart Premium C309G」だ。 第4回(最終回)では、これら7モデルの違いを横並びで比較し、特徴を明らかにしたうえで、2009年末のおすすめモデルを選出したい。 本特集で比較・検証する複合機7モデル 製品名
エプソンは成熟市場となった国内のインクジェットプリンタ市場をさらに成長させるため、従来の「機能やスペックに偏ったPC周辺機器」としての製品から、よりユーザーとの生活密着度を高めた「暮らしの中で、なくてはならない存在」を目指すとしている。家庭用のフォトプリンタは嗜好(しこう)品に近いと思うが、それを脱して、生活必需品を目指すとはなかなかに野心的だ。 それを具現化する「マルチフォトカラリオ」シリーズのA4複合機は、全5モデルを新たに用意した。ボディデザインを大幅に変更した2008年末モデルの成功を受け、2009年末はマイナーチェンジモデルが中心となっているが、確かに進化している。 無線LAN対応モデルを拡充し、光沢仕上げだった天面を傷や指紋が付きにくい表面処理に改め、ミドルレンジ以下のモデルは上位機種に似た新デザインのボディを採用するなど、ラインアップ全体のブラッシュアップを行い、リビングルー
2009年の最新プリンタはどれが買いなのか? PC業界で毎年冬の風物詩といえば、年賀状シーズンに大量投入される各社のプリンタ製品。その主役は例年通り、プリンタ/スキャン/コピーといった機能を1台でこなすA4インクジェット複合機だ。2009年も数多くの新機種が店頭をにぎわせており、各社がしのぎを削っている。 大きな変化があった2008年モデルに比べると、2009年は小幅なモデルチェンジが目立ち、従来機にネットワーク機能を追加するなどの機能強化をしつつ、製品ラインアップの整理も進めた年といった印象だ。もっとも、まったく新しいモデルも一部には見られるし、ソフトウェアの進化によって使い勝手を向上させた製品もあり、見どころは少なくない。 本特集では、国内フォトプリンタメーカーの2強であるエプソンとキヤノン、そしてプリンタ世界シェア1位を誇るヒューレット・パッカード(日本HP)の最新機種から、注目の個
プリンターに何を求めるか 日本のユーザーには独特の感性があり、写真やカメラ(デジカメ)に対しての品質要求が高い。言ってみれば、誰もがマニアック的要素を持っているということだ。 家庭内でのカラープリンター利用は、もっぱら写真印刷のためであり、ドキュメントへの印刷ニーズはそれほど高くない。そのため、国内で競うようにフォトプリンターを開発してきたセイコーエプソン(エプソン)とキヤノンの製品は、もはや「究極の写真プリンター」と呼べる品質にまで引き上げられている。 一方、欧米の状況を見てみると、カラープリンターはビジネス分野で広がり、やがてコンシューマー市場に拡大してきた経緯がある。 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)を傘下に抱える米ヒューレット・パッカードにしても、IBMのプリンター製造部門が独立してプリンター専業メーカーとなったレックスマークにしても、当初は文字印刷が主体。そこからグラフや
デルは11月18日、インクジェット複合機3製品「デル オールインワンプリンタ V715w」「デル オールインワンプリンタ V515w」「デル オールインワンプリンタ V313」(以下、V715w/V515w/V313)を発表、本日より販売を開始する(V515wのみ12月初旬予定)。価格はそれぞれ1万8420円/1万4920円/1万1920円(税込み)。 同社製インクジェット複合機“デル オールインワンプリンタ”の新モデルで、従来機種より印刷/コピー出力速度を改善した。また、V715w/V515wは無線LANによるワイヤレス接続にも対応している。 印刷速度は3製品ともA4モノクロ時で33枚/分、カラー時で30枚/分。V313は印刷/コピー/スキャナの3機能を、V515w/V715wはファクス機能を加えた4機能を利用できる。またV715wは自動両面印刷機能も利用可能だ。 関連記事 デル、実売1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く