(CNN) 米東部ペンシルベニア州で州警察警官の死傷事件に絡み逃亡中の容疑者に酷似する男性住民が「20回」以上、誤認の職務質問を受ける災難に遭った。 地元社会は男性に同情し、インターネット上で呼び掛けて2万2000ドル(約240万円)以上の救援金を集めた。 この男性はジェームズ・タリーさんでCNN系列局に、職務質問の回数について「20回まで数えたが、それ以上はわからなくなった」と説明。最多は、勤め先への往復路で約7回だったとしている。 子ども2人を養うタリーさんは車を持っておらず、勤務先には毎日、往復で約8キロ歩いて通っていた。職務質問はこの行き帰りに起きていた。 事件は今年9月、同州北東部で発生し、容疑者は待ち伏せ攻撃で警官に発砲、1人を殺害し、1人を負傷させていた。容疑者の身元は特定されており、警察は同州カナデンシス地区など大規模な捜索網を敷き、行方を追っている。
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