最新Atomプロセッサの実力を検証 前回は、「Surface 3」の外観とインタフェース、基本スペックなどを「Surface Pro 3」と比較しながらチェックした。Surface 3は小型軽量なボディで、持ち運びに関しては好印象だったが、肝心の性能が備わっていなければ道具として意味がない。 Surface 3は、開発コード名「Cherry Trail」と呼ばれるIntelのタブレット向け最新Atomプロセッサを採用する。現行のWindowsタブレットに幅広く搭載されているBay Trail(開発コード名)の後継となるプロセッサで、特にグラフィックス性能を強化しているが、ここで「Atomには苦い思い出が……」と、過去を振り返る方も少なくないだろう。 2008~2009年頃に流行した「Netbook」と呼ばれる低価格ミニノートPCに数多く搭載されていたのもAtomだった。レスポンスの遅さを許