本特集では、ソニーの“極薄”Androidタブレット「Xperia Tablet Z」をじっくり検証していく。 前回(第1回)はパフォーマンスの測定を行ったが、業界標準のベンチマークテスト各種で高いスコアが得られた。単に持ち運びやすいだけではなく、性能も折り紙付きというわけだ。 しかし、圧倒的なスリムボディとハイパフォーマンス、相反する2つを両立させたことでどこかに無理は生じていないだろうか。 特にXperia Tablet Zは、1920×1200ドット(WUXGA)の10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載していながら、厚さ6.9ミリ(最厚部で7.2ミリ)、重さ約495グラムという突出した薄型軽量を達成し、さらに防水(IPX5/7相当)と防塵(IP5X相当)の性能まで兼ね備えている。つまり、水やホコリが内部に侵入しないよう、ただでさえ薄いボディが密閉構造になっているのだ。 ソニーは、同時