〈メディア激変89〉動く通信・端末―1 iPhone、iPadの衝撃2010年8月6日17時25分 印刷 ソーシャルブックマーク 2010年4〜6月期決算発表の席上、「純増契約数は圧倒的ナンバー1」と語った孫正義ソフトバンク社長=7月29日、東京都内のホテル スマートフォンや多機能端末の存在が携帯電話会社の業績を左右している。今年4〜6月の契約純増数(新規契約数から解約数を引いた数)はソフトバンクモバイルが69万台、NTTドコモが43万台、KDDI(au)が21万台だった。米アップルの「iPad(アイパッド)」や「iPhone(アイフォーン)」を国内で独占的に販売するソフトバンクが抜きんでた。孫正義社長(52)は7月29日の決算発表で「まだこれは序の口だ」と言ってのけた。 ソフトバンクの四半期の営業利益は初めて1千億円を超えた。業績を押し上げたのはデータ通信からの収入増だ。4〜6月期の1人