演説する志位氏はホクホク顔だったこの記事の写真をすべて見る 安倍政権の土台が揺らぐ中、東京都議会選、仙台市長選などで”地方の乱”が表面化しつつある。その鍵を握るのが共産党だ。 東京都議選で前回を2議席上回る19議席を獲得。都内であった「日本共産党創立95周年記念講演会」(7月19日)で演説した志位和夫委員長の鼻息は荒かった。 「これまでは共産党が躍進しても、自民党も勝っていた。今度は共産党が躍進して、自民党は大敗したことに格別の喜びがある。目黒の高級住宅街で支持を訴えた候補は、ベンツの車中から『必ず入れる』と言われた。これまでまったく反応がなかった中高年のサラリーマン層が変化した」 都議選で共産党候補の応援演説に立った二見伸明・元公明党副委員長が語る。 「2013年の特定秘密保護法国会のころから市民と共闘するようになり、唯我独尊ではダメだと、ソフト路線に変化してきたと感じる。民進党がだらし