3/18エントリで紹介したアイケングリーンはFT Alphaville記事にリンクしていたが、そこでは今年に入ってからのドル安の説明候補として以下の17個を挙げている。 ドルの低下は目新しい話ではない。2017年初めに始まった下落の継続。 ドルは過大評価されており、今は必要な修正が行われている。 7年前に始まったドルの長い強気相場循環の後の新たな弱気相場循環が始まろうとしている、ないし始まった。 ドルが下落しているというよりも、他の通貨がドルに対して上がっている。というのは、それらの国の経済が強く、中銀が利上げに向かって動いているからである。特にユーロと円。 世界の成長は広範囲かつ持続的である(理由4に同じ)ため、リスク志向は健全なこと。 米国以外の資本需要が強まっている。 ドナルド・トランプが米国の保護主義的な言辞のボルテージを高めている(ただし貿易戦争は最終的に米国内の製品価格を高める