福岡市に住むアインさん(37)。2016年に約3000万円を借り入れ、コインランドリー投資をスタートさせた。不動産よりも投資額を抑えられ、常連客が付けば売り上げは右肩上がり、返済後にはサラリーマンの平均年収ぐらいの額が手元に残る──そんな夢のような計画だった。 「所有していた木造アパート3棟の、将来的な家賃下落対策にもなると思ったんです」。投資を始めたきっかけをアインさんはこう振り返る。ところが待っていた現実は、毎月40万円もの赤字を垂れ流し続ける地獄のような日々だった。 魅力的なシミュレーション 2011年ごろ、サラリーマンとして働きながら、将来への備えとして不動産投資を始めたというアインさん。その後約6年間かけて、物件価格5000万円前後、利回り8%程度の新築木造アパートを3棟ほど買い進めていった。3物件とも満室が続き、さらに規模を拡大すべく次の物件を探していたが、2016年ごろになる
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