企業の提供する商品が均一・同質化する傾向の中で、営業はそれを適正な価格で販売し、利潤を追求する宿命を負っています。企業が存続し発展していくには、営業が競合他社に打ち勝ち、顧客から適正な価格で注文を獲得しなければなりません。 企業の予算および販売計画に基づき営業がその使命を完遂するためには、そのための仕組みが必要となります。 経験や勘といった今までの営業のやり方では、価格競争を強いられ、到底競合他社に勝てるわけはありません。 また、技術の進歩や消費者の多様化など変化の激しい現代社会において、従来のやり方に固執していれば、その企業は取り残され、存続は危ぶまれます。 企業が利益をあげるためには、社会や環境の変化に応じた柔軟な営業の形態が不可欠になります。夜討ち朝駆けや精神論などの呪縛やドグマから脱皮し、競合他社に打ち勝ち、適正利益を確保するための新しい営業手法が提案型営業です。