15年春採用、3割が拡大=景気回復で6年ぶり水準―主要100社・時事通信調査 時事通信 3月8日(土)16時3分配信 時事通信社が主要100社を対象に実施した2015年春の新卒採用計画に関する調査結果が8日まとまった。14年春に比べ採用を増やす企業が30社に達し、減らす企業は7社にとどまった。採用を拡大する企業が3割に上るのは、リーマン・ショック前に行った09年春計画調査以来6年ぶり。安倍政権の経済政策「アベノミクス」による景気回復を背景に就職市場にも明るさが広がってきたことを裏付ける内容と言えそうだ。 調査は2月中旬〜3月上旬に実施。「増やす」と答えた企業が、昨年の同じ時期に行った14年計画調査に比べ11社増加する一方、「減らす」企業は12社減少した。ただ49社は「前年並み」と回答し、依然として雇用拡大に慎重な姿勢も目立つ。14社は「未定」だった。