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ブックマーク / hiddennews.cocolog-nifty.com (8)

  • 亀裂、対立、確執:ブッシュ政権の内部紛争: 暗いニュースリンク

    ワシントン周辺で「親密すぎる」と邪推されるブッシュ大統領とライス国務長官が、波乱の時期を迎えている。イスラエルのレバノン侵攻をめぐる対応を通して、ブッシュ政権内部の紛争を伝える報道が相次いでいるのだ。 まずは、オンラインニュースサイト・サロンドットコムに掲載されたスクープから以下に一部を引用(強調は訳者による、以下同様): ネオコンの次の戦争 NSAの諜報をイスラエルに密かに提供し、コンディ・ライスを攻撃することで、ブッシュ政権内部の強硬派は中東紛争を止めるどころか、イランとシリアに拡大させようとしている。 by シドニー・ブルメンサール:サロンドットコム2006年8月3日付記事 米国家安全保障局は、イスラエル北部に大量のミサイルを発射するヒズボラへシリアとイランが新しい兵器を支給しているかどうか監視するために、イスラエル側に通信諜報を提供していると、同作戦を直接知る立場にあるNSA職員は

    亀裂、対立、確執:ブッシュ政権の内部紛争: 暗いニュースリンク
  • クルーグマン:「恐怖への期待」: 暗いニュースリンク

    恐怖への期待(Hoping for Fear) by ポール・クルーグマン:ニューヨークタイムズ紙2006年8月14日付コラム 9/11同時多発テロ事件から二日後、議会の職員の話から、共和党議員達がすでに悲劇に乗じて企業と富裕層向け減税法案を推進させるつもりでいることを知った。次の日、私はそのことをコラムで「星条旗に身を包み、党派的な議題を執拗に追求する政治家達は真の愛国者ではない。」と警告した。 読者からの反応は凄まじいものだった-政治家達への憤怒ではなく、政治家への怒りを示唆した私に対する憤怒である。「幼い息子にどう説明すればいいのか?」そういう記者もいた。 今頃、あの記者は息子に何と説明していることだろうか。 今では、ブッシュ政権と議会の仲間達は、テロの脅威を、対処すべき問題としてではなく利用すべき政治的機会と早い時期から捉えていたことは誰の目にも明らかだ。最新のテロ計画の発覚は、ブ

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  • ブッシュ地帯を行く(2)NYタイムズ紙のユタ州訪問記: 暗いニュースリンク

    アメリカ最深部ブッシュ地帯に関する報道第二弾は、ニューヨークタイムズ紙に2006年6月4日付で掲載されたユタ州訪問記。これを読むと、アイダホ州とユタ州の保守層がソックリであることが理解できる。(記事中リンクは訳者による) 全米でもっとも保守的な土地のひとつであるユタ州だが、それでも最近では別の兆候も見られる。例えば、州都のソルトレークシティー市長はリベラル派の有名人で、その反戦主張は全米で話題になっている。 支持率に関係なく、ユタ州はブッシュを信ずるby ティモシー・イーガン:ニューヨークタイムズ紙2006年6月4日付記事 ユタ州プロヴォ: 赤い州の中でも最も赤い街、民主党支持者が魂を抜かれたようにスターバックスに集うこの街では、現在でもほとんどの住民がブッシュ大統領支持を貫いている。 大統領が有権者を憤らせる演説をして冷笑を誘う昨今でも、この土地の人々は違った受け取り方をしている。イラク

    ブッシュ地帯を行く(2)NYタイムズ紙のユタ州訪問記: 暗いニュースリンク
  • 「生ける者達を見よ」byボブ・ハーバート: 暗いニュースリンク

    『タイムズ紙コラム欄の良心』と呼ばれるジャーナリスト、ボブ・ハーバートが、戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)に向けて書いた怒りのコラムを以下に全文翻訳して掲載。(文中リンクは訳者による) 生ける者達を見よ(Consider the Living)by ボブ・ハーバート:ニューヨークタイムズ紙2006年5月29日付けコラム 何の解決策も見出せないまま、イラク戦争はこの国が第二次大戦に関与した頃と同じくらい長引くことになるのだろう。 戦没将兵追悼記念日(Memorial Day)とは、国家の戦争に自らの命を犠牲にした者達を弔うものである。しかし、私は今回、生きている人々について共に少し時間を割いてもらいたく思う。 イラクの平常化と民主化を信じるというのならば-あるいはこの戦争の大義についてあなたが宣言したものが何であれ-周りを見直して自分自身に問いただしてみるといい。この戦争に、あなたの息

    「生ける者達を見よ」byボブ・ハーバート: 暗いニュースリンク
  • アメリカの最新世論:赤い州と青い州の現在: 暗いニュースリンク

    2006年5月5日、ロスアンゼルス・KABC放送の保守派ラジオホスト、ダグ・マッキンタイルは、自分の番組で以下のように謝罪した: 「ジョージ・W・ブッシュに投票した私の判断は間違いだった。歴史的に見て、2期続いた大統領としてはジョージ・W・ブッシュが合衆国史上最悪であると私は信じる。グラントより酷い。史上最悪の大統領といってもいいだろうと思う。」 マッキンタイル氏の個人的な懺悔の言葉は、結局のところ全米の保守層に漂う気分を代弁していることになるだろう。 2004年の大統領選挙の際、ブッシュ支持派多数の州(赤い州)とケリー支持派多数の州(青い州)の分布状況は以下のとおりだった。

    アメリカの最新世論:赤い州と青い州の現在: 暗いニュースリンク
  • クルーグマン:『実に恐ろしい事態』: 暗いニュースリンク

    今回はアメリカを代表する経済学者、ポール・クルーグマンの最新コラムを以下に翻訳。(2007.8.13:一部誤訳がありましたので訂正しました。多くの方からご指摘いただきました。ありがとうございました。) 1998年9月、超巨大ヘッジファンドL.T.C.Mの崩壊により、現在発生中の事例と様々な点で良く似た金融市場の大暴落が引き起こされた。98年の危機の際、私はFRB上層部による非公開の説明会に参加していたが、彼らは市場について悲観的な意見を述べていた。「我々に何ができるだろう?」参加者の1人が問いかけた。「祈ることだ」連邦政府職員は言った。 我々の祈りは通じた。FRBはL.T.C.M救済に乗り出し、当時の財務省長官ロバート・ルービンとFRB議長アラン・グリーンスパンは、投資家たちに安心するよう請け負った。そして混乱は沈静化した。 昨日、ブッシュ大統領は、MBA(経営学修士)仕込みの専門用語をひ

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  • 戦争と格差の先進国アメリカ最新情勢: 暗いニュースリンク

    まずは明るいニュースから。米国勢調査局(U.S. Census Bureau)が8月28日に発表した年次報告によれば、2006年度にアメリカ合衆国の世帯収入は2年連続で上昇し、貧困率は前年よりも減少したという。報告にあわせてブッシュ大統領は「2006年度の所得増加は大幅なもので、全ての所得部門まで広範に及んでいる」「貧困率は著しく改善した」と高らかに宣言した。 もっと明るいニュースもある。米国の民間調査団体、公正経済連合(United for a Fair Economy)と政策研究協会(Institute for Policy Studies)が8月30日に発表した共同調査報告「Executive Excess 2007」によれば、2006年度におけるフォーチュン誌認定上位500社CEOの平均年収は1,080万ドル(約12億5,020万円)で、一般労働者の年収に比較して364倍だった。2

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  • ラムズフェルド:「もしフセイン体制が続いていたら今頃彼は大金持ちだ」: 暗いニュースリンク

    1983年12月、運命的な出会いをした二人。当時のラミーはレーガン大統領特使としてサダム相手に武器セールスをする立場だった。ラミーの営業スマイルに注目(source)一方でレーガン政権は、イラクと戦争状態にあるイランにも武器を売っていたんだからスゴイ商売上手だ。(クリックで画像拡大可) ラミーの言うとおりだ。サダムがいなくなって当に良かった。おかげでイラクの天然資源は全て合衆国政府が支配できるし(おおっと失礼、正確に言うとイラクは“民主化”され、天然資源等の国有資産は“開放”され、“自由市場”になったんでしたね)、サダムが稼ぐはずだった石油の売り上げは、石油メジャーの財布に無事収まったんだからね。イラク侵攻から3年以上経過して、石油業界の好景気は今でも天井知らずだ。以下の最新売り上げ報告を見てくれ: エクソン社の年度第二四半期(2006年4月1日から6月末までの3ヶ月間)純利益は103

    ラムズフェルド:「もしフセイン体制が続いていたら今頃彼は大金持ちだ」: 暗いニュースリンク
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