このブログでも何回かご紹介しているように、市場調査で未来を予測するのは大変困難です。 現代では市場の変化がますます激しくなっているため、未来は現在の延長線上にはないためです。 そんな中で、未来を確実に予測できる数少ない要因があります。 それは人口動態です。 既に生まれている人達の年齢別人口分布は一定でほぼ変わりません。 生まれていきなり10歳とか20歳になることもなく、従って、急にある年代の人が増加するということもありません。 人口動態が変わる可能性があるとすれば、第二次大戦のようにある年代の層が戦死等で減少してしまうことですが、現代ではそのような要因は極めて少なくなっています。但し、疫病の流行で人口動態が変わる可能性はあるかもしれませんが。 ということで、国別の長期的な市場戦略を考える場合は、国別の人口動態情報は非常に重要なデータとなります。 例えば、一昨日(5/14)の日本経済新聞で、
![確実に未来を予測できる数少ない要因:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cbf2605c7054893136d14636716b015dd0916c9e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2Fmt-static%2Fsupport%2Fassets_c%2Fuserpics%2Fuserpic-44-100x100.png)