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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/mm21 (15)

  • 確実に未来を予測できる数少ない要因:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    このブログでも何回かご紹介しているように、市場調査で未来を予測するのは大変困難です。 現代では市場の変化がますます激しくなっているため、未来は現在の延長線上にはないためです。 そんな中で、未来を確実に予測できる数少ない要因があります。 それは人口動態です。 既に生まれている人達の年齢別人口分布は一定でほぼ変わりません。 生まれていきなり10歳とか20歳になることもなく、従って、急にある年代の人が増加するということもありません。 人口動態が変わる可能性があるとすれば、第二次大戦のようにある年代の層が戦死等で減少してしまうことですが、現代ではそのような要因は極めて少なくなっています。但し、疫病の流行で人口動態が変わる可能性はあるかもしれませんが。 ということで、国別の長期的な市場戦略を考える場合は、国別の人口動態情報は非常に重要なデータとなります。 例えば、一昨日(5/14)の日経済新聞で、

    確実に未来を予測できる数少ない要因:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
  • 「そこまでやるか!?」18,000円のワインの試飲:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    2日前にこちらで紹介したワイン試飲の件ですが、試飲コーナー担当の方から、昨日自宅に「今日、いいワインを開けました。今日来ていただければ試飲できますけど」と電話が来ました。 私は会社で仕事中だったのでが電話は受けました。早速、は自宅から歩いて10分のデパートに出かけて「こんにちは」と声を掛けたところ、担当の方は他のお客さんにも電話をしていたところでした。 件のワインはドイツのワインで、グラスに注いだ瞬間にえもいわれぬ香りがたち、飲んだ瞬間「ヤバイ」(=「衝動買いしちゃうかも」)と思うほどエレガントな味わいだったそうです。 日曜日にここでワインを2購入した際に、18,000円の値札が付いているこのワインを見つけて、「コレを試飲する時は教えてくださいネ」と半分冗談で言ったのですが、覚えていて下さっていたようです。 私は昨日仕事だったため、同席できなかったのが悔やまれます。電話をもらっていた

    「そこまでやるか!?」18,000円のワインの試飲:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
  • お金を目当てにすると、やる気がそがれ、品質も低下する?:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    あなたは、面白い仕事に巡り合うと、俄然やる気が出るタイプでしょうか? それとも、「お金が出る」と言われると、俄然やる気が出るタイプでしょうか? これは「動機つけ理論」という研究テーマです。研究成果によると人は後者の傾向が強いそうです。 上記のうち、前者の動機付けは「内発的動機づけ」と呼ばれます。これは、その行動自体から得られる自分自身の満足を得るために活動を行うケースです。....というと難しく聞こえますが、要は「楽しいからやる」ということです。 これに対して、後者は「外発的動機づけ」と呼ばれます。活動そのものと満足の間に固有の結びつきがなく、報酬を得るために活動が遂行されます。これも難しく聞こえますが、要は「報酬目当てでやる」ということです。 人間はどちらの方がより動機つけられるのかを検証するために、1971年、ディシという人が、大学生を対象にある実験を行いました。 大学生を2グループに

    お金を目当てにすると、やる気がそがれ、品質も低下する?:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
  • 人口減少と成長は両立するか?:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    成長するためには、人を増やさなければならないのでしょうか? これに対する一つの答えとして、大塚商会・大塚裕司社長の談話が、日(8/4)の日経済新聞「回転いす」に掲載されています。 ---(以下、引用)---- 「人を採るよりムダを取る」。採用を拡大する企業とは一線を画す 同社のムダとは「一人でできる営業を三―四人がかりでやっていること」。複写機やサーバー、通信機器を一括で売る事業モデルが強みだが、「一人で製品説明をこなす体制に切り換える」という ここ五年間、社員数は横ばいのまま、一人当たり売上高を二五%増やした。「人が増えれば企業は成長できる、という根拠はどこにもない」と言い切る 「多く採ろうとすれば、必ず人材の質が落ちる」が持説で、当面は現在の社員数を維持して生産性向上に力を注ぐ ---(以上、引用)---- 『「成長するために人を増やそう」という前に、やることがまだまだ沢山ある筈で

    人口減少と成長は両立するか?:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
  • 無理なく、自分一人で複数人分のアイディアを出す方法:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    ITmediaのBiz.IDで、GTDについて書かれています。知らず知らず実行していることがあったりして、「膝ポン」な内容が多いですね。ちなみに「GTDって何?」という方はこちら。 私も「いかに仕事の品質を高めるか」と「いかに仕事を短時間で片付けるか」を常に意識して仕事を行っていますが、私が行っている方法の一つが「複数の自分でブレインストーミングをする」ことです。 とは言っても、自分の中に別人格を構築し頭の中で討論する、という非常に難しいことを行っているのではありません。 「時間差」と「忘却」(unlearning)を活用したものです。 例えば、2週間後に大切な1時間程度のプレゼンがあるとします。このような場合、プレゼン前日に徹夜して頑張ってもよい仕事にはなりません。また、時間をかければよいという訳でもありません。 短い時間で内容のあるモノを作るために、私は下記の方法で準備を進めます。 (

    無理なく、自分一人で複数人分のアイディアを出す方法:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
  • セブン-イレブン 覇者の奥義:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    1973年、日で「コンビニエンス・ストア」という7兆円規模の市場を創造し、三十三期連続増収増益を達成したセブン-イレブンの業績は、様々なイノベーションの積み重ねの結果です。 今、田中陽著「セブン-イレブン覇者の奥義」(日経済新聞社)を読んでいますが、このではセブン-イレブンが行ってきた数多くのイノベーションについて、徹底した取材の積み重ねを通じて描き出しています。 創業当時の様子も描かれていますが、この中で外資系企業で働く者にとって心に留めたい逸話があったので、ご紹介します。 1973年、新規事業を検討していたイトーヨーカ堂は、粘り強い交渉の末、米国でセブン-イレブンをフランチャイズ展開しているサウスランド社と提携しました。 日でセブン-イレブンを展開するためにイトーヨーカ堂から独立した新会社として生まれたヨークセブン(現在のセブン-イレブン・ジャパン)は、早くも会社設立10日後に

    セブン-イレブン 覇者の奥義:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
  • カリスマの凄さ:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    この週末、アマチュアオーケストラの演奏会で、ある指揮者の方に密着して撮影する機会をいただきました。 1週間前のリハーサル、当日午前のリハーサル、午後の番、その後の打ち上げと撮影させていただきました。 番の撮影は、舞台両袖のドアに付いた覗き窓からしか撮影できません。そこで当初は、行動の制限が少なく撮影条件が良いリハーサルに全力投球して写真を撮り、番は押さえとして撮る、という方針を立てました。 リハーサルでは、オーケストラ団員の方々の邪魔にならないにように、舞台の袖から撮影したり、曲目で団員が入れ替り舞台上の開いた場所で指揮者を真正面から撮影しました。指揮者の全身から漂う熱気と真剣さがオーケストラ全員を覆い、当初狙った通りの写真が撮れました。 午前のリハーサルが終わって昼休みになり、番が近づいてきました。 番直前にも関わらず指揮者は非常にリラックス。アシスタントの指揮者の方や、楽屋裏

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  • アイデアのつくり方:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    アイデアを得るためには、方法論があります。 自宅の棚を見ていたら、十数年前に読んだジェームズ・W・ヤングの「アイデアのつくり方」というが目に入りました。100ページ程度の内容で1ページ当りの字数も少なく、久し振りに読みましたが、電車の中で15分で一気に読めました。改めて非常に示唆に富む内容でしたので、ポイントのみご紹介します。 ----(以下、引用)---- ・アイデアの作成は、一定の明確な過程であり、流れ作業である。この技術を修練することが、これを有効に使いこなす秘訣である (p.18) ・アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない (p.28) ・以上がアイデアの作られる全過程ないし方法である。 第一:資料集め-諸君の当面の課題のための資料と一般的知識の貯蔵をたえず豊富にすることから生まれる資料と。 第二:諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること。 第三:孵化

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  • なぜ、日本人のプレゼン資料が海外に伝わらないのか?:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    加藤さんのきょこコーリングのエントリー「アメリカ人に通じるプレゼンを作るために」で書かれていた 「アメリカにいる上司を説得しなければならないときに、「英語力を上げよう」として英会話に通ったり、ビジネス英文の書き方のを読むのではなく、MBA関連のを読むとのこと。」 という箇所を読み、非常に納得できましたので、ちょっと考えてみました。 日人が作るプレゼン資料が、なかなか海外の人に伝わらないということは、海外とコミュニケーションをなさっている方であれば、経験なさっていることと思います。 欧米社会だけでなく、アジア社会でも結構起こっているように思います。 欧米型のプレゼン資料(又は製品資料やお客様事例等)というと、こんな感じではないでしょうか? 文章をズラズラ書く。絵はない 我々からすると、当たり障りのない文章。当たり前の結論 でも、何故かこれでちゃんと意思が伝わるし、相手も動く 一方で、日

    なぜ、日本人のプレゼン資料が海外に伝わらないのか?:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
  • 未来の大学のあり方:UCバークレー校が全講義ビデオ動画をYoutubeで公開

    既にYoutubeにはUCバークレー校の専用ページが開設されており、300時間以上の講義のビデオ動画が公開されています。 詳しくは、Techobahnの記事をご覧下さい。 このような取組みを見ると、従来のように、生徒に教室に来てもらって、一方的に情報提供の講義を行う意味が薄れてきているように思います。 しかも、Youtubeのようなメディアを使うことで、国境の壁は完全になくなっています。 コンテンツは英語ですが、グローバル化が進展するにつれて公用語となっている英語での講義に日にいながら接することができる意義は大きく、日の大学としても安閑としてはいられないのではないかと思います。 今後大学は、基礎力としての形式知はネットでオープンで提供し、ネットや形式知だけでは伝えきれない深い知恵(暗黙知)を対話的に提供する場に、変革していくのではないでしょうか?

    未来の大学のあり方:UCバークレー校が全講義ビデオ動画をYoutubeで公開
  • 日本軍から学ぶ 『情報は客観的に見るべきであり、主観的に見てはいけない』

    NikkeiBPに掲載された『日軍のインテリジェンス』の書評記事は、日軍におけるインテリジェンス活用の分析を通じて、マーケティングの中でも非常に重要な市場分析の勘所を捉えています。 ---(以下、引用)-- 情報部が神風特攻隊の戦果を控えめに算出すると、作戦参謀からこう批判されたという。「情報部の奴等は、作戦の現場にいたわけでもなく、作戦部隊の報告を無視するような戦果を云々するのはけしからん」。情報部が提供する情報に基づき、作戦が立てられるべきなのに、これでは末転倒である。 ---(以上、引用)-- 「彼らは命を賭して敵を攻撃した」 ⇒「従って、大きな戦果を挙げないと浮かばれない」 ⇒「大きな戦果を挙げられるはずだ」 ⇒「いや、大きな戦果を挙げなくてはならない」 ⇒「しかるに、この戦果報告は何だ!」 というように、来は客観的に見るべき情報を、希望的観測で主観的に見てしまっているとい

    日本軍から学ぶ 『情報は客観的に見るべきであり、主観的に見てはいけない』
  • ThinkPadの伝説 - 永井孝尚のMM21 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

    先日のエントリーでThinkPadのことを書きましたが、ThinkPadにはこんな伝説もあるようです。 火事で表面が溶けるほどの熱を浴びて、しかも2階から投げられたにも関わらずちゃんと動いた、という話ですが、確かにThinkPadならあり得るかも、という気がします。 ユーザーから寄せられた声をドラマ仕立てにしたもののようです。 最後の"Do not try this at home."が、何とも言えずいいですね。 YouTubeへのコメントを見ると、世界中でThinkPad大好きな人が多いことがよく分かります。

    ThinkPadの伝説 - 永井孝尚のMM21 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
  • 任天堂がすごい理由

    任天堂の時価総額は現在9兆円弱。 従業員数わずか1400人の会社ですが、同じハイテク業界で従業員数が数万人の他社の時価総額を上回っています。 kshさんが書かれた「任天堂のすごさを垣間見たとき」というブログを読んで、その理由の一端がよく分かったような気がします。 メインのお客様である子供の心がとことんまで分かっていて、お客様に接する最前線の顧客サポートでも、真摯に対応しているんですね。 このブログに対するはてブのコメントも、大変面白いですね。 「我々も、お客様のことをここまで分かるようになりたい」と思ってしまいます しかし、顧客サポートだけの問題ではないようにも思います。 スペックを追い求めずに「遊びとは何か」を考え抜いて製品開発する姿勢と併せて考えると、任天堂の場合は、企業の存在理由である企業文化のレベルで、「遊び」を徹底追求する姿勢が貫かれているように思います。

    任天堂がすごい理由
  • 統計的手法で、ジャンケンで勝つ方法:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    日のTHE NIKKEI MAGAZINE (2007/12/16号)に、「じゃんけん必勝法!」という記事が掲載されていました。 最初に、桜美林大学芳沢光雄教授が8年前に11,567回のじゃんけんのデータから分析した結果から、次の2つの法則が紹介されています。 法則1:ひたすらパーを出す グーが出る確率は35.0%、チョキは31.7%、パーは33.3%。パーを出せば勝つ確率が35.0%です。 法則2:あいこになったらその手に負ける手を出す 2回続けてじゃんけんをすると同じ手が続くのは22.8%。33.3%ではないのですね。ということで、あいこに負ける手を出すのがよいのです。例えばパーであいこの場合、次はグーを出すとよいのです。(なぜそうなるかは、実際にケースを考えてみましょう) また、カナダに拠地がある世界じゃんけん協会(World Rock Paper Scissors Societ

    統計的手法で、ジャンケンで勝つ方法:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
    TAKA128
    TAKA128 2007/12/24
  • 結構確実な、迷惑電話撃退法:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ

    仕事中にかかってくる一方的なセールス勧誘などの電話、迷惑ですね。 特に仕事に集中し波に乗ってきて、やっとエンジンがかかってきて次々と考えが浮かび始めた矢先にかかってくる勧誘の電話というのは当に困ったものです。電話を切った後に、元のペースに戻すのにさらに10分や20分かかってしまうこともあります。 失うのは、単に電話で話している時間だけではないのですよね。 勤務先のオフィスでは、私の周りも迷惑電話が多いのですが、粘り強い勧誘をする方が多いためか、皆さん電話を切るのに苦労されているようです。 ところで、私の場合は、以下の方法で、大抵は30秒程度の応対で電話を切っています。 1.まず、電話に出る前に、かかってきた電話の番号を確認する 2.知らない電話の場合、電話に出る際には、名前ではなく、社名で答える。「はいIBMです」等。 3.セールスの電話だと分かった場合、相手が名乗る場合は会社名と個人名

    結構確実な、迷惑電話撃退法:永井経営塾:オルタナティブ・ブログ
    TAKA128
    TAKA128 2007/12/23
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