大阪城は二度、落城しています。今日、落城して城が焼かれました。これは、もちろんテレビ(NHK大河ドラマ・真田丸)での話で、実際に落城したのは戦国時代末期です。一度目の負けです。 二度目は幕末です。最後の将軍・徳川慶喜が兵卒とともに大阪城にたてこもりましたが、負けました。徳川慶喜が兵卒に内緒で大阪城を脱出して、江戸に逃げてしまったのです。後に残された兵卒はビックリ仰天でした。 因果応報といいますが、本当、そのとおりです。初代の徳川将軍・家康が一度目に大阪城を落とし、最後の15代将軍・慶喜が戦いを放棄して大阪城を落城させたのです。そして、大阪城の落城とともに徳川幕府の瓦解が急速にすすみます。 徳川慶喜は「家康の再来」とまで言われた人です。そんな人物が家康と逆のことをやってしまうところが、とても面白です。 錦の御旗と大砲を恐れたのか? 徳川慶喜と兵卒が大阪城に入る前に、鳥羽伏見の戦いがありました