韓国は、いけすの魚が寒さで凍死するほどの大寒波に見舞われている。 首都・ソウルでは、16日に10年ぶりの寒さとなる氷点下17.8℃を記録。ソウルのシンボルである漢江は凍りついた。北朝鮮と対峙(たいじ)する軍事境界線では、体感温度は氷点下40℃にもなり、兵士のまつげも凍りついていた。 暖房のため電力消費量が急増していて、供給不足になるおそれがあるとして、韓国政府は今週、デパートなどの室温を20℃以下に制限することを決めた。ソウル近郊の市役所では、コートを着たまま仕事をする職員もいた。 この寒さは、日本と同様、今月いっぱい続く見通し。