準天頂衛星初号機「みちびき」を乗せた H-IIAロケット 18号機が 9月11日(土)に種子島宇宙センターから打ち上げられる。 今回は本体+固体燃料ロケット 2基を装備した「H-2A202」という最も軽い標準タイプ。 打ち上げ予定時刻は 9月11日20時17分で、JAXAのWebサイトでは中継も行われる(今回はUstreamでも中継)。 積荷の準天頂衛星「みちびき」(重量4.1トン)は、アメリカのGPSシステムを補完するもので、測地精度を高めるための衛星。高度33000km~39000kmの楕円軌道で 1周約24時間で飛行する。赤道から角度のついた軌道面を飛ぶので、日本から見ると空に大きな「8」の字を描くようにして移動する(8の字の下半分は地平線の下なので見えない)。 今回は実証実験ということでまず 1機を試験的に運用する。 この衛星が 3機あれば、常時日本からは 1機の衛星を捉えることが