インターネットがもたらしたものの一つが「誰でも世界に対して発信できるから、誰にでも勝てる可能性がある」という説の普及である。原理としてはその通りである。ただし、とてつもなく重要なのが「先行者利益」というヤツである。スマホのパズル系アクションゲームしかり、「サンシャイン牧場」をはじめとした農園系ゲームしかり、一発当たると次々と後発が参入していく。しかし、3番手以降が勝てる見込みは限りなく少ない。それは個人でも同様である。 YouTuberとお笑い芸人の世界には似たところがあり、我こそはクラスで最も面白い男なり! という全国の若者が続々と養成所に入り、そこで自分が大して面白くなかったという事実を突きつけられる。しかしながら、理想の相方さえ見つかれば飛躍できると考えたり、まだ時代が追い付いていないと考えるなどし、いつしか月のバイト代12万円、お笑いで得たギャラ1万円といった30歳無名芸人になっ
岐阜県美術館が公式SNSで連載する4コマ漫画「ミュージアムの女」が話題となっている。ネコを模した親しみやすい絵柄と現役職員ならではの視点を生かした作風が好評だ。 1月6日現在までに計18話を公開しており、中にはTwitter上で3000超リツイートされた作品も。ユニークな漫画の背景について、同館の担当者に聞いた。作者は美大卒の女性職員岐阜県美術館は、県ゆかりの作家やフランスの著名な画家オディロン・ルドンのコレクションで知られる。作者は「地方の美術大学」を卒業した女性職員。美術に携わる仕事に就こうと、同館に就職したそうだ。 冒頭の合コンの会話や美術館デートのコツ、館内は夏でもノースリーブだと寒いことなど随所に女性らしい感性が光る。高い画力もいかんなく発揮し、ネコたちの表情を描き分けている。フリーペーパーで連載好評を受け作者は約1年前から、岐阜市内の季刊フリーペーパーで執筆。一作品あたり、下書
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