劉暁波氏が治療を受けているとみられる、中国の瀋陽にある中国医科大学附属第一医院(2017年7月4日撮影)。(c)AFP/NICOLAS ASFOURI 【7月12日 AFP】服役中に末期がんの診断を受けて仮釈放された中国の民主活動家でノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者の劉暁波(Liu Xiaobo)氏(61)について、治療を行っている同国の病院は12日、劉氏の病状が厳しい状態であることを明らかにした。 中国の瀋陽(Liaoning)にある中国医科大学附属第一医院(First Hospital of China Medical University)によると劉氏は、肝機能の低下が続き、「ショック状態に陥り、臓器が機能不全状態にある」という。 同医院は、劉氏が末期の肝臓がんで先月上旬に入院して以降、病状を定期的にウェブサイトで公開している。 国際社会からは劉氏を海外で治