鈴木涼美さんが独自の夜人脈を駆使してオンナのおカネの稼ぎ方・使い方について取材・考察する本連載。今回は、高スペックにもかかわらず出演料1本6万円の低価格AV女優さんの「若干謎の価値観」に迫ります! バックナンバーはこちら http://gendai.ismedia.jp/list/series/suzumisuzuki 名誉職ほど安いお金で働いている 仕事は食べるためにする、というのが基本的な真理だとは思っているが、それだけでは当然説明がつかないのが人間の可愛らしいところで、食べられるほどの対価がなくとも嬉々としてやりたい仕事にしがみつく人もいれば、全く一生食べるのに困らないほどの収入があってもさらにそれを倍にするにはどうすればいいのか考えるのに毎日を費やす人もいる。 最近の主流の、というか素敵な人たちの主張としては、ただお金を稼いだり社会的地位をあげたりするために働くというのは若干古いと