ブックマーク / globalizer-ja.hatenablog.com (10)

  • 仙台育英 2-1 大阪桐蔭 - グローバル引きこもり的ブログ

    元々なんとなく根尾昂君がどうしているか気になって見始めたゲームだった。 根尾君は中学生時代から全国的に名の知られたスーパー球児である。 身体能力がずば抜けていて、中学校時代ではスキーの全国大会で優勝した経験がある。 親が医者だからなのか勉強が得意で、慶応高校に行く可能性もあったのだが結局野球をとって大阪桐蔭に進学したらしい(という噂だ)。 そしてあの激烈な競争のある大阪桐蔭で一年の夏からレギュラーなのである。 根尾君の事は春の甲子園を見ている時に知った。 名前が例の大友克洋の漫画を連想させるというのと、どうも他の高校球児と雰囲気が違うような気がして検索をかけてみたのだが、経歴を見ると雰囲気が違うのも当然である。 そうして特に関心もなく見始めたゲームだったが、これは衝撃的な終わり方をした試合だった。 当は両チームの投手が打線をほとんど完全に押さえこむ単調なゲームだったはずだった。 電光掲示

  • 国語の授業で「山月記」をどう取り上げるべきか - グローバル引きこもり的ブログ

    先ほど「山月記」関連に関するエントリーを2つ書いたが、山月記というのは国語の授業でどのように取り上げられているのか気になったので調べてみた。 ものを書くことを好む人が多いのか、どうも国語教師というのはネットをやる人が多いようで、検索をすると「山月記」の授業に関しても膨大な量のエントリーが見つかる。 それを見ていて改めて思うのは、「山月記」を授業で取り上げるというのは結構難しいなあ、ということだ。 まず、「山月記」が李徴のような人間を煽りまくる目的で書かれたという側面があるのは間違いないだろう。 文学の世界では、今も昔も李徴のような人間には事欠かないわけで、中島敦に李徴のような生き方を批判する意図があったのは間違いない。 中島敦には書くことがなくなったのに作家という肩書にしがみつく職業作家を批判した一文があるが、職業作家に対する認識がこれなのだから、李徴のような生き方をしている者に対する認識

  • なぜ「英語を勉強して損した」という話を聞かないのか - グローバル引きこもり的ブログ

    英語の勉強でよくいうのは、「普通の日人が英語を勉強しても意味がないよ」というような話だ。 つまり、日に住んでいる限り仕事英語を使わなければいけない人以外は日語で用事が全部済んでしまうので、英語を勉強するメリットがぜんぜんない、という事である。 これはここでいう「用事」が何であるかによって意味合いが全然異なってくるのであるが、とにかくそういう事を言う人は少なくないし、だから国際化国際化と大騒ぎをしても英語を勉強しようとする人は一向に増えない。 とはいえ、英語というのは日人全員が一応勉強するものなので、それなりに英語を勉強する人はいる。 そして、英語を勉強している人は必ずしも、将来の実利を見込めるからという理由で英語を勉強しているわけではない。 英語を勉強する必要がある人だけを対象にしたのでは、英語産業などはとても成り立たないだろう。 だから、英語を勉強してそれなりの英語力を身に着け

  • ワシントン州連邦地裁の大統領令差し止め - グローバル引きこもり的ブログ

    なんでも裁判で決着がつく国アメリカ、というわけで、トランプの入国禁止令は裁判闘争の対象となり、ワシントン州の連邦地裁が入国禁止令の差し止めを出すという結果になった。 同様の差し止め訴訟は東海岸や西海岸などで数多く行われていたのだが、今回の判決はその効力をアメリカ全国で有効とするという意味で珍しいものであるらしい(前例はあるにはあるらしいが)。 ワシントン州というのは首都であるワシントンD.C.ではなく、アメリカ西海岸のカナダとの国境あたりにある州である。ビルゲイツとかAmazon、シアトルマリナーズの地元でバリバリのブルーステートである。 そういう地域だから、当然裁判所もリベラルで判決の内容も非常に反トランプ的である。 国務省はこれに対して控訴したので、今はカリフォルニア州にある連邦控訴裁判所で審議が行われている所だという。 審議の結果がどうなるか、最高裁まで行くのかは分からない。 しかし

  • トランプの就任演説を見た - グローバル引きこもり的ブログ

    歴史的な出来事なので、一応夜中の2時まで寝ないで見た。少し体調が悪かったのでどうしようかと思ったが、やはりこれは中継で見ないといけないかなあ、と思って中継で見ることにした。 話の内容は選挙期間で話していた事と変わらなかったけれども、やはりこのような話が国家の行事でされるというのは衝撃的だった。後ろのほうで礼服を来た軍人が歩き回ったり、ドアを開け閉めしている中で既得権益者層を罵倒し、Rigged systemとか言っているのだからそのコントラストがものすごかった。 時代が変わったんだな、と思った。 リベラルメディアは分断された社会に対する配慮が一切ないとグチャグチャ言っていたが、そのような御託がほとんど無かった事には好感を持てた。 8年前には同じ場所でオバマが就任演説をしたわけだが、今から考えるとその内容はいかにも新しい時代の始まりを象徴するように見えるようで、実際のところは正に過去の価値観

  • 2017年の抱負 - グローバル引きこもりブログ

    新年になって数時間は普段とはぜんぜん違った気分になるのはなぜであろうか? 僕は引きこもりなので、新年になってなにか変わるということはないけれども、それでも元旦から目覚めて数時間はたしかに普段とは違った気分になる。 もっともそういう気分だったのはせいぜい数時間だけで、今はかなり普段通りの気分になっているかもしれない。これが雪だったらばもう少しは正月気分になっているだろうが、外を見ても雪が降っているわけでも積もっているわけでもない。天気が非常によいから全然正月らしい感じがしない。単なる冬の一日である。 だから正月気分が少しでも残っている今のうちに今年の抱負をいくつか書いておく。物事が上手くいくときは抱負のあるなしなど全く関係なく上手くいくだろうから抱負を持つという事が重要だとは思わないが、1月1日の時点で何を考えていたかという記録にはなるだろう。 キュレーションサイトなどの無料情報から距離をお

  • [翻訳] かつてトランプとヒラリーが友人だった頃 - グローバル引きこもり的ブログ

    http://www.nytimes.com/2016/11/06/magazine/when-hillary-and-donald-were-friends.html (訳注・文章中の金額はドルのままですが、だいたい1ドルは100円くらいと考えればいいです。つまり100,000ドルはだいたい1千万円です。ちなみに2000年当時の年間平均レートは一ドル107円で、今現在のレートは102円) センセーショナルで複雑な、世界でもっとも重要な地位をめぐるゲームの性質は2つの写真によく表れている。一つはドナルド・トランプが所有するマーラ・ラゴの社交クラブで開かれた彼の3度目の結婚式の写真である。そこには金色のシルクと真珠のネックレスを身にまとい、トランプに笑いかける新人の上院議員だったヒラリーと、ビル・クリントン、花嫁のメラニアが写っている。ニューヨークの社交界に詳しいデビッド・パトリック・コロン

    [翻訳] かつてトランプとヒラリーが友人だった頃 - グローバル引きこもり的ブログ
  • [翻訳] アメリカに警告する:トランプを無かった事にできるとは考えない方がいい - グローバル引きこもり的ブログ

    Note to America: Don’t Be So Sure You’ve Put Trump Behind You | The Nation イギリス人なのだが聞いてほしい、真に問題に取り組まない限り右翼的なポピュリズムは繁栄する Gary Younge 私は一年を英国で過ごした後、インディアナにある小さな街で大統領選を取材するためにアメリカに戻ってきた。英国のEU離脱が心の中にあった。 6月の24日、目が覚めたら違う国にいるように多くの人々は感じていた。英国は僅差で、EUを離脱する事になったのである。私は恐怖・孤独・外国人嫌いの政治が破壊的で持続的なダメージを国家に与えたのだと感じた。この晩の経験から学ぶべき事は多く、実際私たちはようやくそれらを学び始めた所である。学び始めた所ではあるが、ここでアメリカでの選挙に関連して次の3点を指摘したい。 まず、世論調査を見て投票行動を変えて

    [翻訳] アメリカに警告する:トランプを無かった事にできるとは考えない方がいい - グローバル引きこもり的ブログ
  • ロッキード事件のテレビ番組を見た - グローバル引きこもり的ブログ

    ブログに書くにはちょっと遅いけど、NHKで「NHKスペシャル 未解決事件」という番組があって、これの最後の回を見たというかテレビをつけたらたまたまやっていた。ロッキード事件については名前しか知らなかったので大変勉強になった。最初から見れてよかった。 どうも番組によると、ロッキード事件というのは基的に、対潜水艦哨戒機のP3Cを日に売り込むためにロッキードが裏人脈を使って日国に工作をした、という事件らしい。 当時ソ連の原子力潜水艦が世界のあちらこちらに出没するのが問題になっていて、そのために専用の飛行機で対抗する必要があったらしいんだけど、ロッキードはなんとしても自社のP3Cを日に売り込みたかったので犯罪的な方法を使って日に工作をした。当時日では国産の哨戒機を開発する計画が進んでいて、当時経営が傾いていたロッキードはなんとしてもこの計画を潰してP3Cを売り込みたかったんだって。 面

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  • 4か月で大学中退→起業の石田祐希さん関連記事まとめ - グローバル引きこもり的ブログ

    先日、石田さんという人が大学を中退して起業をするという宣言をして反響を呼んだ事は記憶に新しい。 www.ishidanohanashi.com この石田さんによるエントリーにはいくつか興味深い点があるが、それに関連して書かれた記事も非常に面白いものだったので以下にいくつかのブログを紹介する。 レールの乗った人生というのが何を指しているかわからないけど、お仕事はルーチンワークというレールの上を進まねばならない。あなたが憧れている方も滅茶苦茶レールの上を歩いている。社長でもフリーランスでも会社員でもアルバイトでも、みんなに言えることですが、「仕事で楽しいのはごく一部で、大半はルーチンワーク」です。同じことを繰り返すのが仕事の大半。何かを継続することは、同じことを繰り返すこと。仕事を変えたいと思って行動しても、帰結する先はルーチンワークなんですよ。なので、こいつを楽しめなかったら無茶苦茶消耗しま

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