山口達也氏の事件に対するSNSの反響で、 「その歳なら、男の部屋に行くのがどういうことかくらいはわかったはずだ。うまく断ればよかったんだ」 という意見をかなりたくさん見た。予想はしていたが、かなり攻撃的なニュアンスでそう書いている人も多く、やはりまだまだ「被害者の落ち度を叩く」風潮は強いのだと思わずにいられなかった。 これから、この「中高生だろうと、『女として狙われる可能性』は常に念頭に置いて行動するべきだ」というお説について、個人的に考えたことと、思い出したことを書いてみる。めちゃくちゃ長いので、「100字でまとめろよ」という忙しい人には「子どもに性的ないたずらをするな、ということです」とだけ言っておく。 もう少し説明するなら、私はこの記事を一人の大人として、「責任を負うべきは大人の側である」という意見を表明したくて書いた。 誰のために書いたかというと、「この件について、子どもを責めるべ
![14歳のときの私は、アラフィフのおじさんに対して「警戒したら悪い」と思っていたなという話。|小池みき](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1b091c078285a64675b97946311464c7d759b861/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fd2l930y2yx77uc.cloudfront.net%2Fproduction%2Fsocial_images%2F924143f41948226b571b87715d48cfadab59a8c6.png)