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ブックマーク / www.jarchive.org (6)

  • 相対的価値が減少傾向にあるものごと。 (better)

    をした時に、べ物の写真を撮っている人を見かけたことがある人も多いと思う。彼らの中にはこっそりやってる人もいるし、堂々とシャッター音を店内に響かせて撮る人もいる。その写真の使い道はさておくとして、堂々とやっている人達の感覚は、おそらく「お客だから=お金を払うのだから写真を撮ってもいいでしょ」くらいの感覚だと思われる。 しかし800円のラーメンの場合、店側はラーメン自体に800円の値段を付けている。その800円に「写真を撮る権利」を含んでいるつもりはない。しかしお客側は800円に「写真を撮る権利」も含まれると考える。つまり「ラーメンべる権利+写真を撮る権利=800円」という図式になるので、ラーメンは800円よりも低い価値で見積もられている。 つまり、これまでと同じ値段であっても、時代や状況の変化によって、その値段に対応する権利の数がいつのまにか増えている(店側からすれば増やされている

  • マーケティングから新しいものは生まれない。 (better)

    なんだかバカらしいなあと思うものの一つに「マーケティング」がある。もちろんバカらしくないマーケティングもあるのだが、とりあえず置いとく。 マーケティングは多くの場合、アンケートという手法を取る。これは年齢、職業、性別、収入、住所など細かく項目を用意し、それを多くの人に埋めてもらって共通項を見つけ出すものだ。多数のデータにある基準軸を設定することで傾向を探る。例えば特定の世代に人気のあるものを分析したり、特定の職業が不満に思っている事物を見つけたりする。人々の主観を集めて客観を生み出す行為だ。 これの何がバカらしいかといえば、ここから浮かび上がるのは「既に需要があるもの」であることだ。マーケティングからは劇的に新しいものは生まれない。誰もが必要としているがない、とか、潜在的に皆が欲しがってる、とか。マーケティングの結果からは、皆の想像の範囲、痒いところに手が届く程度のものが生まれる。なぜなら

  • 桁数の認識に対して、随分と差がある。 (better)

    どうも皆、オリコンチャートの年間売り上げや、電車で見かける「XX万部突破!」というベストセラー広告に毒されて、売上というものを5桁から考える癖がついているように思う。たしかに当にメジャーな会社はそれが当り前でもいいのだが、日中のほとんどの音楽も書籍も、4桁以下が常識である。これは頭に叩き込んだ方がいい。もっといえば3桁はザラである。 去年、インディーの音楽シーンで、DE DE MOUSEが2万枚突破したことが物凄く騒がれていたのは、当に、物凄いことだからだ。広告もなしにそれを売ったのは驚異的なのである。それ以前はYMCKの1stアルバムの3万枚突破がビッグニュースだっただろうか。15年前にはラヴ・タンバリンズが10万枚売れた事があったが、あれは例外だ(ハイスタとかモンゴル800とかそういうのは除外。この話は今回の質ではない)。 しかし売れるものは物凄く売れるようになった半面、売れな

  • 鈍感という才能、を考える。 (better)

    最近なぜか、精神的に疲れてる人達の相談を受ける。その人達に共通するのは精神が敏感すぎることである。あまりにも当り前なのでかける言葉に苦しむ。センシティヴな人はその分傷ついてしまうし、ストレスに押し潰されてしまう。今の世の中でまともに生きていけるのは精神が鈍感な人だけなのだ。 鈍感というと何か悪いイメージがあるが、鈍感は現代において鎧である。「細かいことを気にしない」「小さいことにクヨクヨしない」「嫌なことは笑い飛ばす」などは、思ったからといって簡単に実行できることではない。「意識する」はできるが「意識するな」は難しい。最後には荒治療で自己啓発的に人生観ごと180度変えないといけなくなる。これもまた簡単にはできない。鈍感になるより死を選ぶ人も少なくない。強制的に鈍感になる薬としてお酒とか嗜好品があるわけだけども、それも一時的だろう。 エネルギー消費の効率を考えれば、人は自分が許容できる以上の

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    TERRAZI
    TERRAZI 2007/05/23
    アンテナ黎明期
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