【読売新聞】 奈良県警吉野署が、持ち運びできる速度違反自動取締装置(可搬式オービス)を模した<かかしオービス>を運用している。紙製の張りぼてだが、製造元にも許可を得た見栄えで、見かけて速度を落とすドライバーも。署は一定の抑止効果があ
【読売新聞】 幼児のゲーム機を盗んで売ったとして、京都府警山科署は1日、ともに山科区、無職の男(45)を窃盗容疑で、会社員の男(58)を盗品等処分あっせん容疑で逮捕した。容疑を認めている。 発表では、無職の男は、6月7日午後5時~6
【読売新聞】 「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」のメンバーらが19日、日本記者クラブで記者会見し、東京電力福島第一原子力発電所事故について「放射線 被曝 ( ひばく ) を原因とする健康被害は認められない」とする解析結果を紹
【読売新聞】 【モスクワ=田村雄】ロシア政府が、新型コロナウイルスの国産ワクチン「スプートニクV」の接種にあたり、「2か月は飲酒を控えて」と呼びかけたところ、国民の反発を招いている。当局は近く接種対象を高齢者らに広げる予定で、「1杯
江崎グリコは、1987年発売のガム「キスミント」の販売を打ち切る。すでに生産は終了しており、在庫がなくなり次第、店頭から姿を消す。清涼感のあるタブレット(錠剤)菓子などに押されてガム市場が縮小するなか、販売の回復は困難だと判断した。 キスミントを製造していた佐賀市の工場は2018年末に閉鎖する。別ブランドの機能性ガム「ポスカ」は他社に生産委託し販売を続けるが、ガムの自社生産からは撤退することになる。 キスミントは子ども向けが中心だった江崎グリコが中高生などの需要を狙って発売。唾液の分泌を促して口内が潤う独自の配合や、薄いカード形ケースなどが話題になり、ロングセラー商品となった。 だが、かんだ後に捨てる手間などが敬遠され、近年は若者を中心に「ガム離れ」が進んでいる。日本チューインガム協会によると、国内の17年のガム販売額は1005億円でピーク時の04年(1881億円)の半分近くまで縮小した。
JR東北線の電車内で、仙台市老人クラブの会員が、花見に行く仲間のために紙を置いて座席を確保していたことがインターネット上で批判され、同クラブ連合会がホームページ(HP)で謝罪していたことが11日、分かった。 同連合会によると、9日午前9時頃、仙台市太白区の老人クラブに所属する60歳代の男性が仙台駅から乗車し、一緒に花見に行く仲間のため、「席をお譲り下さい」「次の駅から、敬老者が16名乗車します」などと書かれたA4サイズの紙を16席分に置いたという。次の停車駅の長町駅で他の会員たちが合流し、「一目千本桜」の最寄りの大河原駅まで乗車した。座席確保は1駅区間だったが、ネット上には紙を置いた座席の写真が投稿され、座れずに立ったままの乗客も複数人いたという。 紙を置いた男性は同連合会の聞き取りに対し、「高齢の会員が座れるように仙台まで行って場所取りをした。大変申し訳ない」と話しているという。同連合会
大分、愛媛の両県を結ぶ「豊予海峡ルート構想」の実現を目指す大分市は、新幹線用の海底トンネルを整備した場合の調査結果をまとめた。 JR大分(大分市)―松山駅(松山市)間で1日往復32本の運行が可能で、最速約36分で結ぶことができるとし、1日当たり約6800人が利用すれば採算性が確保できると結論づけている。 大分市は2016年度、トンネルと橋、鉄道と道路を組み合わせた計11パターンの概算事業費を試算し、新幹線(単線)を海底トンネルで通す場合が最も安い6800億円になると導き出した。この海底トンネル案が最も実現可能性が高いとして、今年度は専門業者に委託してルートやダイヤ、営業損益などを調査した。 調査結果によると、単線のため、すれ違いや追い抜きに必要な中間駅を大分市佐賀関、愛媛県伊方町、同県大洲市付近に設けた場合、松山駅から大分駅に直行する下り列車の所要時間は約36分、上り列車は約43分となり、
暗いイメージのある小学校のトイレに児童が入りやすくしようと、愛知県東海市立平洲小学校で4日、排せつの仕組みをクイズ形式で学べる「うんちクイズ」を壁に貼り付けたり、かわいらしいキャラクターをあしらったりしたトイレが児童にお披露目された。 NPO法人「日本トイレ研究所」(東京)とカゴメ(名古屋市)が行っている取り組みの一環。床や壁などをリフォームした新しいトイレは、床の汚れをぞうきんやモップで拭き取ることができる乾式にして臭いを付きにくくし、便器は磨き直して、明るい雰囲気にした。 同研究所が全国の小学生4777人を対象に行ったアンケートでは、児童の2人に1人が「学校でうんちをしない」と回答し、約16%が便秘状態だったという。
家族に向かって「おはよう」と言うのに、「こんにちは」と言わないのはなぜ――。日本語を学ぶ外国人たちの素朴な疑問や、ありがちな間違いの背景に、実は日本語ならではの特性が隠れているという。私たちがふだん、当たり前のように使っている日本語の知られざる一面に、国立国語研究所、広島大学の迫田久美子名誉教授が光を当てる。 「ワリバシになりたい」 「将来、日本と私の国のワリバシになりたいです!」「先生、もう少しびっくり話してください」――。日本語を勉強する外国人は、さまざまな間違いをします。上記の例では「架け橋」や「ゆっくり」の間違いだとすぐにわかりますが、「先生、コーヒー、飲みたいですか?」「先生、コピーしてほしいですか?」などの表現は、文法的には間違いとはいえません。しかし、年下の人などにこう言われると、少し不快に感じる人もいるのではないでしょうか。 その理由は、丁寧さに問題があるためなのですが、で
精神科治療を行う、広島県福山市の福山友愛病院(361床)が昨年11~12月、統合失調症などの患者6人に本来は必要のないパーキンソン病の治療薬を投与していたことがわかった。 病院を運営する医療法人「 紘友 ( こうゆう ) 会」の末丸紘三会長の指示による投薬で、病院側は取材に「使用期限の迫った薬の在庫処理がきっかけの一つ」と説明。患者の一人は投与後、 嘔吐 ( おうと ) し、体調不良となっていた。 病院によると、末丸会長は病院で精神科医としても勤務しており、昨年11月28日~12月6日、主治医に相談せず、パーキンソン病の治療薬「レキップ」の錠剤(2ミリ・グラム)を統合失調症などの患者6人に投与するよう看護師に指示し、複数回、飲ませた。また末丸会長は、通常の8倍の投与量を指示していた。
8日夜、埼玉県川口市の民家敷地内に駐車していた軽ワゴン車内で男児(8)が死亡する事故があり、この軽ワゴン車のメーカーは「同種の事故は聞いたことがない」と困惑している。 武南署の発表によると、死亡したのは、この家に住む小学2年生の男児。車後部の収納スペース「サブトランク」(横約60センチ、縦約35センチ、深さ約30センチ)に頭を突っ込んで逆立ちした状態で見つかった。心肺停止状態で病院に搬送されたが、約4時間後に死亡が確認された。外傷はなく、首に体重がかかったことによる窒息死の可能性が高いという。 サブトランクは通常、スペアタイヤなどの収納に使われるが、バスケットボールなどの遊具が入っており、男児が発見された時は、ボールがサブトランクの外に出ていた。同署は、男児がボールを取り出そうと後部座席からサブトランクに身を乗り出し、体勢を崩して頭から落ち、身動きできなくなったとみている。 男児の兄が、横
放送開始から今年で48年目となる長寿番組「サザエさん」。ところが、その人気ぶりに異変が起きている。フジテレビの看板番組として、最盛期には40%近くあった視聴率が、今年5月、7月と2度も1桁台を記録してしまった。「アニメの設定が時代に合わない」などの批判も出ているが、SNSでは番組内容や視聴率の動向も含めて注目度は依然高い。「サザエさん」の今後はどうなるのか、アニメ評論家の藤津亮太さんが分析する。 2016年7月3日、アニメ『サザエさん』が、関東地区の番組平均世帯視聴率9.9%と2桁割れを記録した。5月22日の7.7%に続いての1桁台だが、5月は裏番組が「笑点 歌丸ラスト大喜利スペシャル」(視聴率27.1%)で、数字が持っていかれるだけの理由があった。ところが7月3日には有力な対抗馬がない。 この異例の数字に、いよいよ『サザエさん』が視聴者と乖離(かいり)を始めたのではないかという観測も出始
野生のニホンザルによる農作物被害などに悩む神奈川県伊勢原市は1日、同市日向の集会所で、「女性による女性のための鳥獣対策勉強会」を初開催した。 男性が仕事などでいない時間帯を見計らって出没するなどサルの動きが巧妙になっている実情を踏まえ、女性にも自衛・撃退に立ち上がってもらおうと企画。〈1〉近寄らない〈2〉目を合わせない〈3〉背中を見せない〈4〉叫ばない――の「セザル4か条」などを伝授した。 市によると、市内では約200頭のサルが生息しており、農作物被害は毎年600万~1000万円ほどで推移。追い払い対策を続けているが、歯止めが掛からず、住宅内の食料品、仏壇のお供え物まで奪われるケースも出ているという。 この日の勉強会には、日向地区周辺の主婦ら16人が参加。講師も千葉科学大学動物危機管理学科の加瀬ちひろ助教ら全員女性が務め、鳥獣の生態などを学んだうえで、エアガンやロケット花火などを使ったサル
世の晩婚化傾向などに伴い、30歳代後半や40歳代になってから子どもを授かる夫婦が増えてきている。40歳代といえば、正社員であれば会社で管理職となり、収入も安定してくるころ。ならば、遅く生まれた我が子の教育費は惜しむまいと思う人も少なくないだろう。しかし、そこに「老後破産」のワナが…。 老後破産を考えるシリーズ、畠中雅子さんによる「 『貯金2700万円』でも危ない…『老後破産』の現実 」「 3500万円が底をつく『死角』…『老後破産』の現実(2) 」、村井英一さんによる「 3000万円も不足? インフレの恐怖…『老後破産』の現実(3) 」「 退職金が半分に!?…『老後破産』の現実(4) 」に続き、遅くに子どもが生まれた夫婦が直面する“危機”について解説してもらおう。 Aさんが家計診断に訪れたのは、昨年のことだった。念のために、将来の状況を把握しておきたいとの意向だった。Aさんは、上場企業の管
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