マネジメント職の登竜門となる課長。プレイヤーとしての能力(現場能力)だけでなく、部下をマネジメントする能力(管理能力)も要求されるようになるが、どのように仕事をしているのだろうか。 産業能率大学の調査によると、従業員100人以上の上場企業に勤め、部下が1人以上いる課長に「プレイヤーとしての仕事の割合」を尋ねたところ、「0%」(マネジメントのみ)はわずか1.4%。プレイヤーとしての活動割合が半分を超える課長は4割に達していた。 多くの課長がマネジャーとプレイヤーの役割を兼務しているようだが、そのうち54.8%は「プレイヤーとしての活動が、マネジメント活動に何らかの支障を与えている」と感じているようだ。 課長の2人に1人、「仕事の相談相手がいない」 「課長になって良かったこと」を尋ねると、最も多かったのは「自分の考えで部下を動かすことができるようになった」で44.4%。以下、「さまざまな情報が
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