台湾AU Optronics Corp.(AUO)の2008年第4四半期実績は,売上高,営業赤字率(44%)ともに同社計画,コンセンサスを下回った。稼働率は見通しの70%を大きく下回る50%に終わった。
台湾AU Optronics Corp.(AUO)の2008年第4四半期実績は,売上高,営業赤字率(44%)ともに同社計画,コンセンサスを下回った。稼働率は見通しの70%を大きく下回る50%に終わった。
富士通は2009年1月30日,2008年度第3四半期(2008年10~12月期)の決算を発表した(ニュース・リリース)。2008年4~12月期の売上高は対前年同期比8%減の3兆5076億円,営業利益は同85%減の133億円。国内SI事業やキャリア向けルーター事業は好調だったが,論理LSIや電子部品,携帯電話機などが足を引っ張った。 2008年4~12月期の営業利益をセグメント別に見ると,SI事業やインフラ・サービスを手掛けるテクノロジーソリューション部門は対前年同期比6%増の776億円と好調だった。しかし,論理LSIや電子部品を含むデバイスソリューション部門が284億円の赤字,パソコンや携帯電話機,HDDを手掛けるユビキタスプロダクトソリューション部門が26億円の赤字となった。 2008年度通期(2008年4月~2009年3月期)の売上高は対前年度比12%減の4兆7000億円,営業利益は同
富士フイルムホールディングスは2008年4~12月期の決算を発表した(発表資料)。売上高は対前年同期比10.9%減の1兆9042億円,営業利益は同53.6%減の825億円,純利益は同71.6%減の295億円で,大幅な減収減益となった。減収の主な要因は,急激な円高やカラー・フィルムおよびデジタル・カメラの売上高の減少,2008年度上期まで順調だったフラットパネル・ディスプレイ(FPD)材料の売上高の減少などという。円高によるマイナス影響は1000億円を上回った。世界経済の後退を受けた販売数量・単価の下落や為替の影響,材料価格の高騰などが減益につながったとする。9~12月期のみを見ると,同社の事業3部門の中で,ドキュメントソリューション部門は黒字,イメージングソリューション部門とインフォメーションソリューション部門は赤字だったとする。 部門別に4~12月期の業績を見ると,デジタル・カメラやカラ
2007年度中間期の国内企業の決算を振り返ると,通信や企業の堅調なIT投資に支えられ,全体としては好調な業績発表が多かった。ただし,苛烈な市場シェア争いの続く移動体通信業界では,大手通信会社の間でくっきりと明暗が分かれた。また,金融業界の旺盛な設備投資を頼りに業績を拡大してきたSI業界では,大手金融の業績が下降線を辿る中,下半期に向けて先行きに不透明感が増している。 ソフトバンクの躍進目立つ通信業界 通信業界では,今年はじめにホワイトプランとWホワイトの低価格プランに打って出たソフトバンクが,当中間期に売上高が前年度同期比21.8%増の1兆3647億4500万円,営業利益が同49%増の1677億4600万円となり,快進撃が続く。NTTドコモの売上高が同2.4%減の2兆3251億円,営業利益が21.0%減の4085億円と大幅減益となったのと対照的な結果となった。 ・ソフトバンク中間決算は増収
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