もう聞いている人もいるとは思うが、半沢直樹は「盛られている」よね。 銀行員から見ても、金融に関わりのあった人と仕事をしてても「半沢直樹はドラマ用に着色された嘘っぱち」だそうだ。 勤務経験者だけではなく、半沢直樹シリーズの原作を読んでいる人から見ても 僕も問題のシーン(大和田と半沢の処分について)だけ20ページほど立ち読みしてきたが…確かに、こちらのほうが腑に落ちる終わり方をしていた。 日本のドラマというのは演技が大げさで、恥ずかしくなるほど派手なパフォーマンスをするものが多いのだけど…このドラマもそう。原作者が多少なりつじつまが合うように書いているものを後半になるにつれてドラマ向けの濃い目の味付けが先行し、最後はやり過ぎた。 僕のいつもの論調から言えば、「肝心なところがリアルじゃないから面白くないんだ」という人間の意見に加わるが、今回はちょっと違う。むしろ肯定する立場でこのドラマを語ってみ
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