よくテレビでニュースになる汚屋敷の住人を取り上げたマンガだ。 ゴキブリが出ることぐらいは当たり前…いや、ゴキブリどころかネズミが常駐している始末。 ネズミにボロボロにされた靴を捨てても、ネズミうんぬんよりも「靴を捨てたこと」を怒る始末。 このマンガを読むまで、「汚部屋」とか「汚屋敷」と呼ばれるものは「片付けられない人」が作るものだと思ってた。 物の管理を含めた、管理全般を苦手とするADHDの人が、陥りがちな症状…と一般的に言われている。 作者が言ってるように「片付けられないで途方に暮れている人」ならこれは当てはまるだろう。 ところが、実際に「汚屋敷」を作り上げる母親のもとでおとなになってから実家ぐらしを経験した作者は、(母親に隠れてものを捨てる、片付ける…それでも汚屋敷に戻そうとするという)紆余曲折を経てこう結論づけた。 これを聞いた途端に、僕の中で「発達障害の問題」から「習慣の問題」に話