電通は5日、社内横断プロジェクトチーム電通「オタクがラブなもの研究所」(DENTSU OTAKU LOVE LABORATORY)を発足した。「オタク層」の視点で世の中を研究し、エンターテインメントコンテンツ市場におけるトレンドの兆しをいち早く掴むことで、オタクの知見を活用したソリューションを提供していく。 昨秋に同社が実施した第一回「オタクが好きなもの」調査では、15~39歳の約4割が「自分をオタクと考えている」と回答。ソーシャルメディアや動画共有サイトで「書き込み・投稿」をしている活発なユーザーが多いことなどが数字上で明らかにされた。 また、オタクコンテンツだけでなく、ファッションやビューティー領域のトレンドにも高感度な「女性オタク」層が一定層存在することも同調査で示されている。この層は一般の女性よりもファッション誌やビューティー誌を読んでおり、世の中のトレンドに対しても敏感で、美しい