8月8日、ロシア中部タタルスタン共和国で、約10年にわたり地下で生活していたイスラム系の教団が発見され、警察が子ども約20人を保護した。写真は現場で撮影(2012年 ロイター/Reuters TV) [モスクワ 8日 ロイター] ロシア中部タタルスタン共和国の首都カザニ郊外で、約10年にわたり地下で生活していたイスラム系の教団が見つかり、警察が子ども約20人を保護した。地元メディアが報じた。 地下室は検察当局が8月1日に発見。信者70人が暖房や日光なしで地下生活を送っていたとされる。保護された子どもの多くは地下室で生まれ、日光を見たことがなかったという。17歳の少女は妊娠していた。83歳の教団創設者は自らを預言者だと述べ、警察を追い払おうとした。
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