米McAfeeの年次セキュリティカンファレンス「McAfee FOCUS 2013」が現地時間10月2日、ネバダ州ラスベガスで開幕した。6回目を迎える同イベントには60カ国以上から約3000人が出席。初日の基調講演ではセキュリティの脅威をリアルタイムに検知して迅速な対応を促すという新世代のセキュリティ対策の方向性が提示された。 安心のためのセキュリティとは何か 基調講演の前半では同社プレジデントのマイケル・デシーザー氏が、ITセキュリティのビジョンについて語った。ITが社会に深く根付くようになった現在、個人や企業、組織といったITを利用する側が直面するリスクはかつてないほどに高まっている。 「標的型マルウェアはこの1年でもかつてないほどに増加している。無償ダウンロードできるアプリがマルウェアの侵入経路にもなった。ネット決済を円滑にすると期待されたBitcoinを悪用する犯罪も出現した。IT
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