Image credit: KAIST 韓国航空宇宙研究院(KARI)は現地時間8月25日18時(=日本時間)に記者会見を行い、韓国初のロケット「羅老(KSLV-1)」の打ち上げについて、「科学技術衛星2号(STSAT-2)」を所定の軌道に投入できなかったと発表した。 「羅老(KSLV-1)」の打ち上げ、飛行、衛星の分離など、全てがスムーズだったため、当初はミッション成功だと思われていたが、韓国航空宇宙研究院の発表によると、「科学技術衛星2号」を本来、高度306キロメートルで分離しなればならなかったが、「羅老(KSLV-1)」は高度342キロメートルで「科学技術衛星2号」を切り離し、所定よりも高い軌道に投入してしまったという。 軌道投入に失敗した原因について、現在調査が進められており、また、衛星がどれだけ軌道を外れてしまったのか、今後の対応についても、詳細な分析が続けられている。 ただ、「