中国に進出する多くの日本企業が直面する課題の1つがIT環境の整備だ。VPNソフトウェアを開発・販売するソフトイーサは、中国国内のWebサイトの基盤として、IIJの中国向けクラウドサービス「IIJ GIO CHINAサービス」を活用。 日本市場と同レベルの高い品質と柔軟なサービスにより、従来の懸念事項であったセキュリティやインターネット接続遅延などを解消し、安定運用を実現している。 日・中・英の多言語に対応するVPNソフトウェアをリリース 筑波大学発のベンチャー企業として、ソフトイーサ(本社・茨城県つくば市)が設立されたのは2004年4月のことだ。その前年に創業者である登大遊氏(当時は筑波大学第三学群情報学類1年)はVPNソフトウェア「SoftEther 1.0」のベータ版を開発・公開し、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)から「天才プログラマー/スーパークリエーター」の認定を受けるなど