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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/aureliano (3)

  • コンピューターゲームにおける「水と器」理論 - ハックルベリーに会いに行く

    前にゲーム制作をする人から聞いた話。 ゲームウォッチは、今遊んでもそれなりに面白いのに、同じ内容のゲームを、例えばPCのFLASH上で走らせると、なんだか貧相に見えてしまうのはなぜだろうか? そこには色々な要因があるのだろうけど、一つには、ゲームとハードのスペックのバランスがあるのではないだろうかという話だった。 ゲームウォッチ上で動くゲームは、ハードのスペックをほぼ限界まで使っている。もともと貧弱なハードなのなのだから、例えゲームが貧弱でも、それほど気にはならない(むしろ「スペックの割には頑張ってる」と豪華にさえ見える)。一方PCでそれを走らせると、ハードのスペックの一部分しか使っていない。ゲームウォッチくらいの内容ならば、文字通り「小手先」で動かせることができる。そのため、ゲームの貧弱さというのが際立ってしまう。 それは、例えて言うなら「コップと樽に入った同じ量の水」だと彼は言った。例

    TOKOROTEN
    TOKOROTEN 2009/01/15
  • TBSが「発見」したイノベーションのアイデア - ハックルベリーに会いに行く

    友人Mから聞いた話。テレビ局のTBSは、前年度の視聴率が民放各社の中でも際立って悪く、特にゴールデンはさんざんだったらしい。レギュラー番組はおしなべて低調で、スペシャル番組もちっとも当たらなかった。それに伴って売上げは落ち込み、テレビ全体の売上げが落ちていたこととも相まって、深刻な状況に陥っていた。そのためTBSは、局としての大きな改革を必要としていた。そこで経営陣は、編成局を新たな体制に移行させ、色々と施策を打ったらしい。そのうちの一つに、スペシャル番組の大きな改革というのがあった。そこでTBSが打ち出したのは、「4時間番組」という新たなコンセプト=アイデアだった。 テレビのスペシャル番組というのは、これまでは2時間が一つの単位であった。通常は、7時から9時までの枠と、9時から11時までの枠というふうに、この時間を2つの2時間番組枠ととらえていた。そうしてこの7時から11時までを横断する

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    TOKOROTEN 2008/11/03
  • 個性は本当に獲得するものなのか? - ハックルベリーに会いに行く

    感性を育てる?「自分にはデフォルトで個性があると思っちゃっているんだね。アーティストにしろデザイナーにしろ、美術を志す者にとっては個性というのは獲得目標のはずなのだが、最初から自分に個性があるなどという戯れ言をガキのころから吹き込まれている」「生まれつきそれぞれが持っている違いというのは、個性ではなくて【個体差】にすぎない。個体差は卑下するものでも称揚するものでもないはず。」「個性というものは目標としてあるもの。もちろん、個性は個体差を生かしたものになるだろうことはわかる。しかし、生の資質を個性とはいわない。個性と個体差の違いがわからないのは文化とはいわない。」そもそも君らに個性などない - 地下生活者の手遊び これを読んで、知り合いのNくんのことを思い出した。Nくんは、美術大学まで行って絵を勉強したオーソリティーなのだが、絵については一種の天才で、子供の頃にこんな経験をしたのだそうである

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    TOKOROTEN 2008/07/06
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