「間違った体の使い方をしている人は、実はとても多いです」 理学療法士、介護福祉士として、多くの人を指導している岡田慎一郎さんは、日本の古武術をベースに、体の動かし方を研究している。 「全身をうまく連動させて、全部使うことが大事。立つときも、脚だけでなく腰を使う。物を取るために腕を伸ばすときも、肩だけでなく背中の肩甲骨から使うようにすると、肩こりにもなりません」 とはいえ、全身で動くことを意識するのはなかなか難しいもの。 「体がラク、ということをまず第一に考えましょう。儀礼的な姿勢や、ファッション的にきれいに見える形は、無理をしていることが多いです。続けていると疲れてしまう。実用的な動き方は機能美にもつながるので、結果的にはきれいに見えますよ」
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