ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (535)

  • 奴隷の平和 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    平和にも色々ある 「平和が一番だ!」と願う人の方が圧倒的に多いと思います 平和の中には『奴隷の平和』も含まれるそうで、かつてのソ連の配下の国々や、ロシア中国に挟まれた国々もそのような国は多いです ウイグル自治区などはひどい抑制を受けてますが、モンゴル自治区などは「中国とくっついていればいろいろ便利で豊かな生活ができる」と考えているようです 共産主義はとにかく宗教の求心力の強さを嫌いますので、イスラム教を熱心に信仰するウイグルと自然崇拝的宗教ののモンゴルでは抑圧度が違います 「共産主義の大国から信仰の自由を守るのだ!」という意識が強いと長く戦わなければならず、深刻な奴隷の平和ですが「信仰にはさほど拘りがない!それより豊かで快適な生活優先」なら奴隷の平和もメリットが大きいです 「社長になりませんか」で転職した苦い経験 以前「分社長になりませんか?」と引き抜かれたことがあります 「社長の名刺が

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  • 住宅購入の過渡期 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    中流階級の崩壊 「この30年間で給料は130万下がり、消費税をはじめとする税金は上がり続けた」のが日です 消費するお金が減ったのだから当然物は売れなくなります バブルの頂点の平成元年は「シーマ現象」なる、クラウンやセドリックの上に位置する高級車が登場し売れていました 持ち家購入だけでは飽き足らず、別荘を購入する人まで現れます 「平成=平に成る」の元号の意味のごとく、高くそびえていた日経済は平らにしぼんでいきます 自動車は軽自動車とコンパクトカーが主流となり「とても子供なんてもてないから結婚はしない」という若い世代も増えます 100円ショップや安い外チェーンは増えていき、大型家電量販店やネット販売で流通コストや人件費を抑えて、何とか下がり続ける国民生活を支えます 自動車・結婚・外・・・いろいろなモノを見直して変化に対応してきました 「もはや中流の生活はしていない」と感じる国民は6割~

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  • 幸福って何だろう - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は幸福になる為に生きている あらゆる生物はべる・排出・寝るという行為で生命維持をし、子孫繁栄で次の生態を生み出すことしかプログラミングされていません 大脳が異常に発達してしまった人間だけは「生きる意味」「生きがい」などを考えて求めたりします 「何か目的をもち、それを実現するのが人として生まれた意味だ!」などという人もいれば「人生は壮大な暇つぶし」という人もいます 『世の中に真実はなく、解釈があるだけ』なのかもしれません あえて共通の生きる目的を上げるとすれば『幸福になることを求めている』と言えそうです 我々人間は「自分は何のために生まれてきたのか?」などを考えたりするし、人それぞれいろいろなことを生きがいにしようとしますが、幸福を求め不幸を避けることは皆、求めていることのようです 科学的に見た幸福は? 幸福を科学的に見た場合、幸せホルモンと呼ばれているのは「オキシトシン」「セロトニン」

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  • これからは知性を磨ける職場が良い - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    還暦過ぎると知性の差がハッキリ 若い世代が仕事選びをする時に 人生の長きを占める労働期間を過ごす仕事は「好きなことを仕事にしたい」はよくわかります また、命の次に大切なのがお金なので「給料の高い業界を選びたい」のもよくわかります 最も大切なのが身体と心の健康なので「ブラック労働はヤダ!」もごもっともです 長らく採用・教育・現場の長を務めた私の経験からすると『知性を磨ける職場』は非常に重要だと思います 先日、リタイアしている人まで呼んだ忘年会をしましたが、50代以降は知性の差がハッキリします 70中盤でも教養を磨き続けている人と「政治が悪い」「社会が悪い」とぐちぐち言う人と、積み重ねてきた知性の差がきれいに色分けされます 昭和と令和では教科書の内容も違います ・「いい国つくろう鎌倉幕府」ではなく「いい箱つくろう」で1192年でなく1185年に変わっています ・リンカーンではなくリンカン ・ル

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  • 求められる人材の変化 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    求められる人材は変化していく 人手不足か否かで採用は変わってきます 人手不足であれば、採用基準のハードルは下がり『量の採用』になります 人が足りていての定期採用であれば『質の採用』となり、ハードルは上がります 『採用の基準も相場で決まる』といえます 学生からの質問で「御社が必要とする人材はどんな人ですか?」と聞かれますが 「全国転勤をしてくれる人が欲しい」 「競争に強く積極的な人が欲しい」 「温厚で人に好かれる人が欲しい」 「とにかく若者が欲しい」 など、その時不足している人材を採用してバランスをとりたい場合もあります 会社で観ればほしい人材は『足りない資質』となりますが、国全体で観れば『時代の求めるもの』となる気がします 昭和のような高度成長時代はバリバリ働く根性と忠誠心がある社員でした 平成初期と令和では求められる人材が違ってきたように見えます 能力か人柄か 長らく採用・教育仕事をし

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  • 富は知のないところからある方に流れる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    「知」のないものに手を出さない 「日はどんどん貧しくなっていく」 「少子高齢化で年金はあてにならない」 「独自に資産は運用しないと老後暮らしていけない」 「資産形成を何かやらねば!」という意識は年々強くなっています 野村総合研究所のデータによると、日富裕層世帯が保有する金融資産額は過去最高の364兆円で、21年までの10年間でほぼ倍増したそうです そうです!日はどんどん貧しくなる一方で富裕層は10倍になっているのです 野村総研は1億円以上の金融資産を保有する世帯を富裕層と定義しており、その数は過去最高の149万世帯だそうです 「やってる人は益々豊かになり、やらない人はどんどん苦しくなる」 このような現実を見ると焦りますね! ここを狙った商売も増えてますが、向こうから来る話にはいいものはありません 前回不動産投資を書き綴りましたが、決して薦めているわけではありません tomohiro

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  • 不動産投資 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    リスクが嫌いな日中国不動産バブルが崩壊したのは多くの方がご存じだと思います 日のバブル崩壊も、不動産がダメになり、続いて株がダメになりましたからまったく同じ状況ですが、さすがは中国でスケールが違います 超高層マンションが何十棟も空室状態です なんでも投資家達がすごい熱意で買いあさるので、作りに作って30億人分が作られたそうです それは空きますよね 情報民主主義でなく、情報が制限されている国は怖いですね 不動産の次は株価暴落なので、ローレンバフェットが中国株をすべて売り払ったのよよくわかります 株式投資でも財産を失ったなどよく聞きますので「投資は怖い」というのはよくわかります 必ず儲かる投資話などはないのです のっけから投資の恐怖からスタートします(笑) 私の信条としては『向こうから積極的に来る話はほぼ怪しい』と思ってますが、4つのクワドラントで観れば、従業員<専門家<経営者<投資

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  • 孤独な世界の陰と陽 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自由から生まれた孤独 「孤独」というとなんかさみしくて独りぼっちな暗いイメージですが、人は「仲間を求める」社交的な面と「自分の世界に入りたい」という内向的な面を持ち合わせています 人口減が加速している日ですが世帯数は増えています 「就職を機に家を出て一人暮らしをする」 「結婚した子供とは一緒に住まない」 などの理由で昔のような大所帯の家族が減りました 「孤独が増えている」と発信する人がいれば 「孤独は素晴らしい」「孤独のすすめ」などと発信する人がその3倍います 私が子供の頃は4世代同居でしたが、今ではそのような生活を誰も望まないということです 「自立して家庭を持った子供とは住む気はない」 「自立したら親とは住まない」がスタンダードなようです ようは「自分の時間と空間が大事」「真の自由を突き詰めれば孤独」ということになります 「孤独」という暗い単語に変わる、新しい単語が生まれてきそうです

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  • 朱に交われば・・・ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ステージが変わると集まる人も変わる 人生に行き詰ったときは ①住む場所を変える ②人間関係を変える ③考え方を変える のが良いとされています 私は以前は24年間、全国転勤のサラリーマンだったので、望む望まないに関わらず「住む場所」と「人間関係」は定期的に変わっていました いい面もあり、悪い面もあります 家を購入し、定住生活をしてみると『刺激のなさが脳を固く、視野を狭くしている』ことに気が付きます とはいえ、会社の辞令1つで明日はどこに行くかわからない生活に戻る気はありません 定住生活は良くも悪くも変化が少ないです サラリーマンでいえば『ステージが変わると景色が変わる』とも言えます どんなに偉い役職でも、違う場所に行けば新参者になります 多かれ少なかれ、新たな緊張と刺激があります ステージにより住人が違う 一度、今後の存続をどうするのか問われているような老舗の支店に転勤したことがあります 行

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  • コロナより怖い生活習慣 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    老化は病院では治せない 元歌手で現在はエッセイスト・目白大学客員教授・日ユニセフ協会大使として活動 している アグネス・チャン さんは現在70歳と聞いて驚きました 「若いです」 精力的に活動をしているのもありますが『医同源』を心掛けて生活しているのが最も影響をしているようです 大人になると『言い訳力』は磨きがかかります お酒は身体に悪いから・・・というと「酒は百薬の長」など産業医の人まで平気で言ってきます これは古代中国で、酒税が国家の最大の収益源だったので生まれた言葉です もっとも長期にわたり使用されているキャッチコピーといえます これは現在の日も同じで、テレビ局でもお酒のCMはありがたい収益源なので『お酒に関する害』などは報道されません 『健康の為に最重要なのは睡眠と運動』といくら言われても簡単そうに見えて実行されません スマホやゲームなので睡眠時間を削り、忙しいからと運動はしな

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  • 企業は人という細胞で出来ている - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    すべてのスタートはどんな人材を獲得できたかということ 商品が売れない誰が悪いんだ! 「商品が悪いから売れないんだ」 「売り方が悪いから売れないんだ」 多くの企業で議論されてることかもしれません 営業企画部にいた頃は会議の時は、商品開発側と営業側のレフリーみたいな仕事をしていました 人に関して言えば 「いい人材を採用できてない」 「いやいや現場の育て方が悪い」 という議論も多いと思います もちろん責任は双方にある場合が多いですが、人には面子があり「俺たちは悪くない」という思考に傾斜するのは子供のころから変わらない人の稚拙な思考です 私が新卒で入社し24年間お世話になった会社は『すべての責任は採用』と社長が言い切ってました 全部署が集まる会議で「すべての人材の入り口は採用にあり!採用力で決まる!」とことあるごとに言うので、採用企画部は常に緊張状態です 配属を決める人事部 教育・研修を担当する教

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  • 逆境への強さと環境 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自由に生きるほど不自由に弱い 「若いうちの苦労は買ってでもしろ!」はよく理解していますが、やはり苦労は避けます 『自由に生きてきた人間ほど不自由に耐えられない』と言います 役職定年なるものが定着しだした時代の50代がそうです 部長、課長の冠をかぶり、面倒なことを下に押し付けてきた人は役職を失うと苦労します 逆に面倒なことや、クレームなどの嫌な仕事こそ積極的に引き受けて、部下には働きやすい環境を創っていた人は冠が取れても苦にならないようです まさに「楽あれば苦あり」ですね 「プライドばっかり高い」「面子ばかり気にする」人は役職を失うと苦労しそうです 以前千葉県で大規模な停電がありましたが「照明の明るい部屋で、エアコンきかせ、テレビはつけっぱなしなのにスマホをずっといじり・・・なんと贅沢な生活をしていたことか」というツイートが心に残ってます 『不自由は強く自覚するが、自由は無自覚』なのが私達凡

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  • 李克強指数 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    独裁国家ほど経済の数字を捻じ曲げる 「北朝鮮は南朝鮮(韓国)より豊かだ!」 国家がそう叫んでも現実は違います 独裁国家ほど情報を操作して都合よく捻じ曲げて国民に公表します 紙や口ではいくらでも操作できますが、いくら強権の独裁者でも夜の夜光量までは操作できません 「数字は嘘をつかないが、うそつきは数意地を操る」といいます 夜光量を見ればどちらが豊かかよくわかると言います 北朝鮮の部分は海に見えたりしますが、この光量のなさは韓国北朝鮮はどっちが豊かか一目瞭然です 日も千葉県から北九州までの太平洋ベルトラインは途切れることなく光り輝いています 日海側でも、金沢と100万人の政令指定都市新潟市は光り輝いていますね 先日、中国の経済発展に大きく貢献した李克強氏がなくなりました 中国は『チームまとも』がどんどん減っているように感じます 李克強氏は「中国政府の公表する経済指数は、人為的で信用ができ

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  • 肩書のなくなった自分とどう付き合うか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和の価値観で来られると苦しい 「上司は10歳ほど年下になりますがよろしいですか?」 最近キャリア採用(中間採用)の面接でよく口にすることに気づきました 就活中は「生活を安定させねば!」という想いが強く働いているので「年下の上司でも気にしません」とほとんどの人が答えます マズローの欲求5段階説で見ればわかるように ・給料が入るようになり生存欲求が満たされる ・人間関係も安定し、所属の欲求も満たされる と人は変わってくるようで「あの上司は新卒で入社して長くいただけ!俺の方がいろいろな会社を経験して経験値は高い!もっとキャリアを重視してほしい!」などと考えだすようで、しばらくすると現場の管理職から「やりにくい」とぼやかれることがあります 特に前職で課長や部長だった人は「肩書のなくなった自分にやるせない気持ち」が強くなってくるようです 転職は30代に終わらせた方がいい アメリカでは15回でも20

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  • 言ってることがわからない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    国語力って重要? 私達は問いかけに返答する時や自分の考えたことを伝える時に、言葉に変換して伝えます 考えていることが上手く言葉にできなくて困る経験をした人もいるかもしれません 「入れる頭と出す頭は違う」といいますが、知識の多く詰まってそうな大学の教授でも、伝えるのは下手で授業がつまらな過ぎる人もいます 対して勉強ができないのに、やたら話が面白く人を引き付ける人もいます いいことを話しているのに、伝える力がなくて聞いてもらえない人は多いです 現在の松野官房長官など全く何を言ったのか印象に残らぬほど話がつまらないです 会社でマネジメント研修を受けている時「良いことを言っても相手に伝わらなければゼロ!」と言われたのが強く心に刻まれています 「よくキレる若者にはをよく読ませて言葉を教えるべき」と言いますが、言語化できなくなったところで人はキレるようです ホストの売り上げが伸びた とあるホストクラ

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  • 新卒採用は徐々に困難になってきている - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人材の質は企業の生命線 「今年の新人は豊作」とプロ野球のドラフト会議が盛り上がってますね 『優秀な新人をどれだけ確保したかで組織の未来が決まる』はどこの世界も同じようです 「まったく!うちにはろくな新人が入ってこない!」と嘆く企業もありますが、採用力の強弱は長い年月でボディーブローのように効いてきます 採用専門の部署や採用担当者がいる企業であれば、その社員の腕っぷし次第です 「うちの商品じゃ売れない」という営業マン 「うちの技術力じゃいい商品が創れない」という開発担当者 「うちの会社じゃ優秀な人材が来るわけない」という採用担当者 与えられた環境で戦えないのであれば交代すべきです 採用は大きく2種類あり、ほっといても学生に人気で多くの学生が詰めかけて、選考能力が重要な会社 ほっとくと良い学生が来ないので、営業のように積極的に動かないと学生を確保できない獲得力重視の会社 建設業・宿泊業・飲

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  • 働かなくてもいい社会の実験 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    中国の専業子供 前回は中国の「寝そべり族」を書きましたが、中国の若者の間では就職はせず、掃除・事の準備をして親からお金をもらっている「専業子ども」が増えているそうです そういえば少し前の日も「学校出てもすぐに結婚するから」と就職せず「家事手伝い」という女性も多かったです ただ日の場合は「家事能力を母親から学ぶ花嫁修業期間」で女性のみでした 中国の場合は男女で、 失業率の高さや中国の「996」と呼ばれる働き方(午前9時から午後9時まで週6日出勤)が働くことに対して魅力をなくしているようです 日は「965」がスタンダードですね 来大人になるということは「社会で働き親から自立して生きる」ということですから、中国の専業子供は一昔前の日の「パラサイトシングル」「引きこもり」のようなものです 中国の大学進学率は55%弱で、日より少しだけ高い状況ですが「大学を出てもそれに見合う仕事がない」

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  • 働かないと生きていけないか否か - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    中国で急増の寝そべり族 過去最高の失業率の中国で「寝そべり族」なるものが増え続けるそうです 一日中ゴロゴロして好きなことをしている若者のことです 以前、高学歴なのにそれに見合う就職先がなく、アルバイトのような仕事をしている「アリ族」は紹介しましたが、こちらはアリ族のようにもがいていません 21世紀に入ってから一般の中国人はマイホームとマイカーを持つようになり、後期の「一人っ子世代」は物心ついた時から、新築マンションに住んでいたり、マイカーで学校に送り迎えしてもらったりしているそうです この世代は一人っ子だから、親の愛情と資金をふんだんに享けて育っているため根がガツガツしていないようです ゼロコロナ政策を徹底し、日のように雇用や経営継続のための補助金がない中国では、バタバタ企業が倒産して働き口が激減しました 従って就業競争はかなり激化しています 不景気なのに大学の卒業生は、毎年約40万人ず

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  • 思考は学べるのか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    親は子供に何を教えるべきか 「子供は学校やいたるところで勉強しろ!と言われているから家に帰ってまで親に言われたら勉強嫌いになってしまう」などとよく聞きます 知識の詰め込みは学校や塾の領域です 「じゃあ親は何を教えるの?しつけ?」などと考えてしまいます もし子供が海の近くで飢えていて、そこに釣り竿が合ったらあなたはどうしますか? 答えは「魚を釣ってあげる」でなく「釣り方を教えてあげること」です 『子供が社会に出て自立して生きていけること』が親の教育のようです どの動物でもそうですが、子供が自立して生きていけるようになれば基的には親の存在は不要になります 「有名大学を出して子供の価値を上げたい」 「医者である自分の後を継がせたい」 などの見栄や都合は子供にとっていい迷惑かもしれません 天は万物を生み出すが所有はしない 「道」や「無為自然」を説く道教の老子は 天は万物を生み出すが所有はしない

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  • 承認欲求はやっかいなのか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    欲求が満たされてしまった人間 人間以外の生物は捕活動と生殖活動がメインの欲求です ようはべることにより肉体を維持して、次の子孫を残す活動がほとんどです この2つは努力とか義務感からではなく、快楽によって誘導されます やはり美味しいべ物をべる時は快楽に満たされます あらゆる生物は生を受けたら、べて寝て生殖活動をすることがほとんどで、これが生きる意味のすべてです 当たり前にべることができ、安全な環境が保証されると新たな欲求が生まれてきます 「俺はべて、排出して、寝る為だけに生まれてきたんじゃない!」 「生きる意味ってなんだ!」 「自分を理解してほしい!自分を認めてほしい!」 という承認欲求です 東洋では『引力能・魅力能=人を引き付けたい能』と呼んでいます 自己重要感 SNSの広がりは「いいねが欲しい❤」「フォロワーを増やしたい」「チャンネル登録者数を増やしたい」「共感さ

    承認欲求はやっかいなのか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情