ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (548)

  • 人が動く心理 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    どのような刺激で人は動くのか 人が行動に移るのは ①困難・苦痛から逃れる時 ②快楽を得る時 と言われています ②より①の方が強いそうで「これをすると50万円得る」より「これをしないと50万円損する」方が動く確率は高いそうです このような心理はマーケット分析などの「どのような商品・サービスが売れるか?」の一つの物差しとして使われます 世の中の企業は①お困りごと解決型か②快楽提案型に分けられます この二つを競争しながら社会が動いているので、社会はだんだん多くの問題が解決できるようになり、楽しいものを増えていきます 医療の発展は身体の苦痛を解決し、交通手段の発展は身体の疲労と時短に貢献しています 音楽事・映像・ゲームなどは新しい快楽を次々に提案していきます 人を動かす「4つの方法」 ビジネス現場でいかに人を動かすかを考えたいと思います ⻘森⼤学客員教授の竹林 正樹教授によれば 行動経済学では

    人が動く心理 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 中国を観察しながら年金の未来を学ぶ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    中国の少子高齢化の四重苦 先進国では多くの国が少子高齢化問題を抱えています その中でも中国の少子高齢化は四重苦といわれています まずどこの国でも文化・文明が成熟すれば医療技術が進歩し、社会保障も充実し、も豊かになり、人々も健康への知識が上がり長寿化していきます もちろん健康・長寿は人類が目指していたことであり、喜ばしいことですが高齢者は増えていきます 次に『子供は資産から負債になっていく』ということです パナソニックの創業者である松下幸之助さんは7歳くらいで丁稚奉公に出されます 毎晩、母親を思い出して泣いていたそうですが、この時代は当たり前のことでした 当時は長男以外は早々に労働力として外に出され「3人出せば蔵が建つ」といわれるくらい子供は資産だったようです それが文化・文明が成熟すれば教育期間が長くなりますので、18歳から20代中盤くらいまで子供の面倒をみなければならず、子供は負債にな

    中国を観察しながら年金の未来を学ぶ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 定着率が良ければいいというものではない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    一所懸命は武士文化 私の新卒で入社した会社の入社研修で「一生懸命だはなく一所懸命」と講義を受けます この頃から時代は「石の上にも3年はもう古い」と転職をあおるようになってきます 私のいた会社でも転職者こそいないものの、自己申告書に転勤希望をする若手社員が増えていました 「隣の芝生は青く見える」と言いますが「もっといい場所があるはずだ!」と自分の部署や支店から出ることを希望する若手社員が徐々に増え始めていたようです たしかに無役職の若手は環境を変える力はないので逃げ出すしかありません 困った会社の洗脳教育が「一所懸命」で、武士は守れと言われた場所を懸命に守ってきたんだぞということです ある程度社会人経験を積めば「会社に楽園のような部署も支店もない」と気づくのですが・・・ 会社選びの基として『人間関係と労働条件のいい会社=定着率のいい会社』という基準が今は重要視されているようです 人には安

    定着率が良ければいいというものではない - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 実は最も組織にマイナスな人 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    頑張る人は応援すべきだが 「あいつは頑張っているから」 「あの人は当に努力家だ」 私達は懸命に頑張っている人を評価します 人より努力している人は美しいし、やはり努力に報いる成果を出してほしいと願います 研修のコーディネーターをしていた頃『営業成績のいい社員に学ぶ』という講習がありましたが、正直「営業成績がいい社員に努力家は1割くらい」と感じました その多くが「出来るだけ頑張らなくて、いい成績を出すにはどうしたらいいのか?」ばかり考えている社員が多かったです 教育研修課も「ロクに努力もしないで要領よく数字を創っている事実を若手の多い研修に発信していいものか?」となります 結局は「努力は人一倍していてなおかつ工夫もしている」というストーリーにしたがります 「社会人は結果が全て」という事実がありながら、とにかく『努力する姿は美しい』『要領の良さのみで努力しないのは成績が良くても美しくない』とい

    実は最も組織にマイナスな人 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 退職理由は変化する - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    時代による退職理由の変化 昭和の時代はまだ武士道精神が残っていたのか、昭和入社の方々は「一つの組織に忠誠を誓い奉公する」という感じの年配社員が多くいました 私の上長でも「俺はこの会社が大好きだ!」とハッキリ言ってました 業績が悪い時は上から詰められ、家庭の事情を人事に伝えてあるのに遠方に転勤になり、下の自分から見ていても「辛そう」と感じましたが、当に会社を愛していたように思います 昭和入社はまさに『一所懸命』『滅私奉公』の精神の人が多かったです 平成入社の私などは日では「新人類」と呼ばれ、世界基準では「X世代」という「数学の答えのわからないX」「宇宙からの物体X」などのXで「今までの社員と違う思考・行動をする」「理解に苦しむ若者」という見方をされます 新卒の採用活動が始った時、40代の営業課長に「企画やりたいとか、マーケティングやりたいとか、仕事はクリエイティブでなきゃヤダ見たいな奴は

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  • 労働力の未来:X世代からZ世代への世代交代# - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    解雇は自由にできる方がいいのか 労働法を改正して「解雇規制を緩めたい=米国のように自由に解雇を出来るようにする」ことにより人材の流動化を活発にしたいという声が高まっています その一方で「弱者切り捨てだ!」「いらなくなったら簡単に解雇できてしまう」という反対意見も多いです 『衰退産業から成長産業へ労働力の移動を!』『その為にリスキリングを!』は正論ですが、そう簡単にはいきそうもありません 社内を見ていても『リスキリングにより異なる分野へ異動に賛成』は若い世代で、日の労働力のボリュームゾーンである50代は拒否的だそうです 米国のように解雇規制が弱く、活発に人が流動する社会の方が変化と競争には強くなりますが、少し前まで終身雇用であった日がメンバーシップ型からジョブ型に簡単に移行することができるのでしょうか? 「労働力が足りない!ニートの若者のせいだ!」などと言う人がいますが、実は働いていない

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  • 無宗教の弊害 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    にキリスト教が広がらなかったわけ ヨーロッパではプロテスタントの勢いが強くなり、危機感を感じたカトリック派は「もっと広い世界にカトリックを広げていこう」とイエズス会がヨーロッパのみならず遠いアジア諸国までキリスト教を布教します 九州に上陸した宣教師のフランシスコザビエルは非常に優秀かつ立派な人でしたが、思わぬ苦戦を日で強いられます あの広い中国の30%をキリスト教徒にしたのに対し、日はたった1%という数字からもわかります もともと仏教は四苦八苦という言葉があるように「良い考え方を取り入れてあらゆる苦しみから抜け出そう」という、どちらかというと哲学的な要素が強い性質があります 旅の僧侶が村を通りかかれば「良い話が聞けるかもしれない」と村人がもてなしていたそうですが、ブッタがどうというより『良い考えを取り入れることが幸福への道』という日人には強かったのと、先祖をしっかりまつる仏教のス

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  • 高齢者の定義をアップデート - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    健康寿命も延びている 小泉進次郎が「年金支給は80歳からでいい」という声に「死ぬまで働けということか!」と反発の声が上がっています 小泉ブランドはストレートに歯切れ良い発言と、強権的に実現をするところが人気ですが、現在の男性の平均寿命は81歳なので「死ぬまで働く」と考えるのはごく普通で「あの人ならやるかもしれない」と考えてしまいます ただ寿命は延び続けているので、1965年生まれから支給を1年づつ遅らせ、1970年生まれは『男性70歳・女性75歳からの年金支給』は妥当だと思います X世代は予測では男性85歳・女性97歳ですから「年金支給=老後は15年間」という暗黙のルールにも合致しています 1970年生まれからは人口のボリュームゾーンの団塊ジュニア世代で、この世代はいろいろあって子供をつくりませんでしたので、社会保障費を支える人達が激減してからの老後になります 医療費の個人負担割合も増やし

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  • 新しい格差が生まれつつある - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    下にいるほど平等を望む 資主義は競争の原理で動いているので当然格差が生じます 義務教育までは平等に受けられる教育も、高校くらいから成績の良し悪しで受ける教育に差が出てきます 通常はこの辺から「世の中は平等ではない」と気づき始めます 部活などをしていれば中学から「レギュラーと補欠に分かれる」という経験をします 人間が平等なのは ①1日が24時間ということ ②法の下に平等 ということだけです 基的に人は下の位置にいる時には平等を望みます Fラン大の学生が「学歴フィルターがある!」と怒るのもよくわかりますが、企業は企業で欲しい人材のランクがあります 営業などは実績が数値化されるのでわかりやすいですが、事務系は評価基準がわかりにくく「あの人はひいきされているから昇進した」などと考えたりします もっとも純粋な共産主義国は北朝鮮当に平等な国です 給料などはなくすべて平等に配給です 品も服も配

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  • 右脳感情と左脳感情 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    頭がいい人って? 『南方正義と北方正義』の後は右脳と左脳を考えてみたいと思います 自然界は昼と夜、暑いと寒い、男と女など対で出来ており、人工物で動くものも動くと止まるスイッチ、アクセルとブレーキと対で出来ています 人間の性格も心も脳ですが、その脳も左右で役割が違います 人間だけが大きく脳が発達していますが「頭がいい」とはどういうことでしょうか? 『知識』は知ってる知らないの問題で、知っている=知識があるだけでは頭がいいとは言い切れません 『知能』は答えがある問題に対してより早く正確に解決する能力なので、てきぱき問題解決をしたり、よりよく改良改革をしたりする人は「頭がいい」と見ることができます 『知性』は答えがない問題に対して考える力なので、議論などすれば頭の良し悪しがよくわかります 人工知能とはあっても人工知性はありません 知識・知能・知性は似て非なるものと言えそうです 人は知性を磨くべき

    右脳感情と左脳感情 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 南方正義と北方正義 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    東西南北の色の意味 東洋では東西南北を色で分けて表していました 「今はもう消滅した文化だよね」というかもしれませんが、意外にそうでもありません 現実=肉体の始まりは日が昇る東=青で、終わりは日が沈む西=白 精神=心の始まりは南=赤で、終わりは北=黒 現実のスタートである東は青ですので『青春』や「まだ青い奴」とか「そんなことも知らないの?できないの?=青恥」などと使われたりします 現実の終わりは日が沈む西で「最後は白い骨になる」ことから白で、降伏の時には白旗を上げたり、花嫁が「骨になるまで一緒にいます」で結婚式に白無垢をまとったりします ベラルーシという国は、東洋のモンゴル民族が征服した時、ベラ=白=西、ルーシ=ロシアという意味で「西ロシア=白ロシア」という意味です 精神の始まりは南で赤で「赤ちゃん」や還暦の時は現実的には年をとっているが、精神は生まれ変わるとして赤いちゃんちゃんこを身にまと

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  • モルトケの法則で組織を観察してみる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    モルトケの法則 ヘルムート・カール・ベルンハルト・グラーフ(伯爵)フォン・モルトケ プロイセンおよびドイツの貴族、陸軍軍人、政治家 、軍事学者で、爵位は伯爵で陸軍の最終階級は元帥 1858年から1888年にかけてプロイセン参謀総長を務め、対デンマーク戦争・普墺戦争・普仏戦争を勝利に導き、ドイツ統一に貢献した。近代ドイツ陸軍の父と呼ばれた人物です モルトケは「戦争を戦術的に考えることが戦争の結果を最適化する」という考え方を提唱し、企業の人材育成や経営戦略にも応用されています ・能力が高く意欲も高い人 ・能力は高いが意欲は低い人 ・能力は低いが意欲は高い人 ・能力も意欲も低い人 の誰を優先的に用いるべきか?と問われれば、私達は『能力が高く意欲も高い人』と考えます 次はと聞かれれば『能力は低いが意欲は高い人』は努力家で執念で結果を出してくれそうと感じたりします 『能力は高いが意欲は低い人』は才能

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  • 専業主婦はもういなくなる1億総労働者時代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和の女性の就職は専業主婦だった X世代の私が大学生の頃は、同級生の女性の多くはキャリアプランは専業主婦でした 23歳で社会に出て、25歳で結婚するのならなぜ大学に来たの?と聞くと 「四大卒と結婚する為」 「大手企業に入社できるから結婚相手をグレードの高い人から選べる」 などと言われ、令和女子が聞いたら憤慨しそうな考え方をしていました 私の子供のころの『家族写真あるある』は、マイホームをバックに、子供と自家用車と写された写真がよく撮られていました 男性も「をもち、子供をもち、家をもち、車をもち、一人前になったぞ!」という感覚です 車も昇給と共に、カロリーからコロナやカリーナへ、そしてマークツーさん兄弟で、最後はクラウンと変わっていきます 平成入社の私にもまだまだこの価値観は根強く「奥さんを働かせている奴は甲斐性なし」というムードです この時、人事で調べると既婚者の男性社員の奥様達は99%

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  • 従業員の二刀流・三刀流の時代 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    就職温暖期はかなり長期化する バブル経済崩壊後には長きにわたる就職氷河期が続きました 世の中は相場で動いますので、バブル崩壊前と後では求人倍率に雲泥の差があります 同じ大学の同じレベルの学生でも、入社できる会社や条件が時代により大きく変わるということがまざまざと見せつけられました 当時採用業務をしており、私の会社は採用数に変化はありませんでしたが「求人がたくさん来るので絞らなければならない」となります 採用企画部の人員や面接官にもキャパがあるので、絞らないと対応できない⇒大学で絞るとなります 応募者からすれば「フィルターがある!」となります 人は人工的な差別を嫌うので「友人の大学は会社説明会の連絡がきたが、自分が見ると応募締め切りになっている!」で炎上したくなる気持ちもよくわかります 採用相場は当然変化するので、コロナウイルス蔓延のようにプチ氷河期もありますが、これからの労働人口減少をみれ

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  • 頭のいい人を採用すべき? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    組織は人という細胞の集合体 「優生思想は人権侵害だ!」と言われればその通りなんですが、企業からすれば優秀な人材が欲しい=そうでない人材は採りたくないのも事実です 企業は人という細胞の集合体なので、優れた細胞の集合体なら優れた組織になります 求める人材は組織によって違いますが、優れた人はどの組織に行っても「入ってもらってよかった」と思われていると思います 人が劣性細胞だらけになれば病気になるように、企業も質の悪い人材ばかり採用していれば病気になります 採用担当者がババ人材ばかり集めていると、経営陣がいくら優秀でもいい会社にはなりません 「人が足りない!」で採用基準を下げる時が危険で、中小企業の中には同業他社が採用しないような人材ばかり引き受けてしまう会社もあり、労働生産性もモラルも著しく低下します 頭が悪いと人の気持ちまで考えられない 一般的には「頭のいい人の方がいいに決まっている」と考えら

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  • 優生論を支持する人達 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    劣等遺伝子の拡散を防ぐ 以前、日で施行されていた『旧優生保護法』について書き綴りましたが、周りと議論してみると意外に「優生思想」に賛成派が多く驚きました 1883年イギリスの科学者フランシス・ゴルトンが「優生学」という『劣等な子孫の誕生を抑制し優等な子孫の誕生を促進することにより、国家全体あるいは民族全体の健康を図ろうとする学問』を誕生させます 日でも「不良な子孫の出生を防止する」という旧優生保護法が施行されます tomohiro358.hatenablog.com 「令和ではこんな考え方をする人はいない!」と思っていましたが、意外に優生学を支持する人が多く少し驚きました 「もっと徹底すべきだったと思う!すぐキレる奴や暴力に走る奴はまだ多くいる」 「劣性遺伝子の人間から生きる権利を奪うのではない!子孫は作らないでねとしているだけ」 「当に科学的に社会を良くしようとしたら、この方法しか

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  • ペルソナ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は仮面をもつ 幼稚園や保育園に行きだすと、子供は独自の社会性を身につけます 同学年の子供たちが一気に増えるのでここからが社会参加といえ、人と比べることにより自分のことがわかり始めます ルールに従うこと 共感しあえる喜び 人それぞれの感性 友達の作り方 攻撃してくる相手からの守り方 社会の基礎中の基礎を学び始めます 自分の家から出ることにより外ずらができてきます 友達に見せる顔・教師に見せる顔・親に見せる顔と、外ずらの種類も増えていきます だいたい20年前後の学習期を過ぎると自立して社会に出ていきます 学校は知識の習得だけでなくて集団行動を身につける意味でなくてはならない存在です 敵を創らないように笑顔を身につける 除外されないように短所は隠そうとする 集団行動に溶け込むためにルールは守る その為に独自の仮面を身につけるようになります 社会に出る時に身につけるペルソナ 仮面を身につけるとい

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  • 無駄話で無意識に測られる知力 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    無意識の自己防衛能 人は顕在意識(自覚している自分)10%、潜在意識(自覚出来ていない自分)90%ですから、無意識に判断して行動していることも多いです 『潜在意識を少しでも顕在意識にしていくことが重要』とはいいますが、どんなに優れた心理カウンセラーでも容易ではありません 女性は能的に自分とは異なる男性の遺伝子を求めるそうです 自分にない遺伝子を取り込むことにより、より優れた子孫を残そうとする能です その判断は男性の臭いで行われるそうです 最近の男性は臭いに気を配っていますが、肌を交わらせればすぐに見抜かれるようです 悲しいかな、同遺伝子の父親の臭いなど嫌悪感の対象です 嫌な言い方になりますが男性は種で女性は畑とすれば「優れた種を欲する」のは、ごく自然なことです 他の動物は、オスが病気をもっているか否かを臭いで判断できるそうです 生命力の弱い遺伝子は取り込みたくないわけですね この辺は

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  • 意識高い系の方がいいのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和は意識高い系の時代 私は平成に社会に出ましたが、新入社員入社研修では社外講師の方が「人生は熱く生きなければ意味がない!仕事も熱量の強さで成果が決まる!」と何度も述べていました 最初に擦り込まれた生き方は、今でも消えることはなく生きています 令和は「努力しても無理なものは無理」「人生に生きる意味はない」だからもっと気楽に楽しんだ方がいいという文化です 「生物はして生命維持をすることと、子孫繁栄=繁殖以外の生存理由はない」と言われますが、大きくなり過ぎた人間の大脳はそれでは消化不良です やはり自分の人生の意義を求めようとします 日人が意識高い系から意識低い系に変化していったのは、頑張って倍率の高い受験戦争を戦い、求人難の就活を戦い、入社後も頑張ったのに全く報われなかった就職氷河期世代からだと思います 「昭和入社は最初から最後まで恵まれている!こんなに頑張ったのに俺たちは恵まれていない」

    意識高い系の方がいいのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 部下の育成一流・二流・三流 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自己成長できるか否かは重要項目 いい会社か否か評価する基準は人それぞれですが、Z世代などは『自己成長できるか否か』も一番の基準になっています 質の良いZ世代ほど自己成長できる企業を気で探しています 自己成長できるか否かは会社も重要ですが、指導する上長の方が重要だと思います 同じ仕事内容でも「あの人の下は育つ」「あの人の下は伸びない」「あの人の下はよく辞める」など管理職により差があります 部下が育つ上司は、立派なことを言っている人というわけではなく、学歴でもなく、男女でもなく、出世が早かった人でもありません 会社としても未来を創ってくれる虎の子の若手を誰に預けるかは非常に重要です 私も支店長になる前の事前研修では『部下の育成力』が研修の半分以上を占めたのを覚えています 昭和世代の悪しき習慣である『部下を自分の所有物のように扱う』考え方がいかに悪かを摺り込まれ、心理カウンセリング・コーチング

    部下の育成一流・二流・三流 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情