Amazon.comが米国時間4月23日、2008年第1四半期の決算を発表した。エレクトロニクス製品や雑貨類の好調な売り上げも手伝って、予想を上回る好決算になっている。 オンライン小売り大手のAmazonはまた、第2四半期および2008年通期の業績見通しも明らかにした。いずれも現段階でのウォール街アナリストの予測を上回る強気の数字になっている。 しかしながら、Amazonの株価は同日の時間外取引で約4%値を下げ、77.77ドルとなった。 第1四半期、Amazonは前年同期比30%増の純利益1億4300万ドル、希薄化後の1株あたり利益に換算して34セントを計上した。売上高は前年同期から37%増加して41億3000万ドルとなった。 Thomson Reutersのまとめによると、ウォール街の事前予測の平均は、1株あたり利益が32セント、売上高が40億8000万ドルというものだった。 Amazo
情報のバリアフリー化が新市場をインキュベートする eコマースがマーケティングの世界に起こすパラダイム転換 サイバー空間の登場によってマーケティングの世界が変わろうとしている。 それは単に、効率と効果を高めるだけではなく、これまでの原理・原則を様変わりさせてしまうほどのインパクトを持っている。 エレクトロニック・マーケティングの幕開け また、新しいキーワードが注目されている。 「エレクトロニック・マーケティング」である。MITメディアラボ所長のニコラス・ネグロポンテによれば、二一世紀には、全世界で一〇億人が参加するといわれるインターネットの「サイバー・スペース」(仮想空間)。 このサイバー・スペースを商業利用するエレクトロニック・コマース(電子商業空間/以下、eコマース)。 「この空間において、エレクトロニック・マーケティングが開花する」。いま多くのマーケターがこのような期待を
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン たかがブログ、されどブログ。Web2.0時代は、主権が事業者側から消費者側に移っていくと言われている。消費者の情報収集力と情報発信力が強まり、事業者との格差が縮小するためだ。何百万という消費者がネットワーク化された状態で力を合わせる時、その力は、製品・サービスに対するクチコミなどによる広告力や販売力だけでなく、製品・サービス開発力としても、事業者を圧倒することが考えられる。 Web2.0時代、インターネット上には、幾百万という製品・サービスの情報が序列なく公開されることとなる。その中で、消費者に選ばれるためには、群れをなして、消費を作り出す消費者を味方につけることが最も効率的と言える。そして、消費者との接点を、今、最も構築しやすいプラットホー
ブログ・SNSの市場規模は、06年度でブログが140億円・SNSが82億円。ユーザーの接触時間の増加に伴い、広告の増加や利用料、アフィリエイト、企業内ブログ・SNS構築なども拡大。特にSNSの伸びが目覚ましく、11年度にはSNSが15倍の1241億円・ブログが3.3倍の465億円にまで成長すると予測した。 06年度のブログサイト数は1302万サイトで、11年度には4割増の1814万サイトと予測。SNS登録者は06年度の1302万が、11年度には4倍の5111万へと大幅に増加する見込み。ただ「今後は招待制より登録制が増えて入りやすくなるため、実ユーザーの割合は減るだろう」(同社情報通信コンサルティング二部の小林慎和・主任コンサルタント)と見ている。 ネット広告市場は、成長スピードは鈍化するものの、携帯電話向け広告の活発化が拡大を後押ししそうだ。携帯電話利用者は11年度には1億826万人に伸び
ユーザーが価格設定することができるドロップシッピング。アフィリエイトとは違ったサービスに、いま多くのECサイトが注目している。 ブログとともに流行したものに、アフィリエイトがある。アフィリエイトとは、Webサイトやブログなどにアフィリエイトプログラムを提供する企業へのリンクを張り、そこを通じて商品が購入されると、Webサイトやブログの管理者に報酬が支払われるシステムのこと。ブログが流行する以前より「Amazonアソシエイト」などのアフィリエイトサービスがあったが、誰でも気軽に運営できるブログサービスが普及するとともに、利用者が急増していった。 アフィリエイトは儲かるのか? しかし、実際にアフィリエイトで多額な報酬を得ている人が多いのか? というと、それはごく一部であるという。最低支払い金額が決められているアフィリエイトプログラムが多いが、その基準までなかなか達しないというのだ。そうかと思う
サイバーエージェントやシーサーなどのネット企業が「ドロップシッピング」への参入を相次いで発表している。ドロップシッピングは、米国で流行していると言われるEC(電子商取引)の仕組みで、個人でも手軽に始められるのが特徴。「次世代のアフィリエイト」などと期待する声もある。 ドロップシッピングとは ドロップシッピングは、ブログやECサイト、オークションなどで、売り主が在庫を持たずに商品を販売できる仕組み。商品はメーカーから直送されるため「drop shipping」(直送)と呼ばれる。 売り主が運営する販売サイトに注文が入ると、サイトがメーカーや卸売り業者に注文を転送。発送と決済はメーカー・業者が行うため、販売サイト自体は在庫や決済システムを持つ必要がない(決済は販売サイトが行うケースもある)ため、事業資金となる元手が少なくてもショップを開設できる。実際にこの仕組みで店を開き、月数十万円を売り上げ
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